最先端の街づくりで誕生し、さらに進化を続ける柏の葉エリア

柏の葉スマートシティ構想

つくばエクスプレスの「柏の葉キャンパス」駅周辺に広がる柏の葉エリアは、住民と行政、企業、大学が協力して街づくりを行うという先進的な方法で開発が進められてきたことでも注目されている。この、環境共生×健康長寿×新産業をテーマに都市づくりする“柏の葉スマートシティ構想”は全国的にも注目を集め、2011(平成23)年12月には、内閣府より「総合特区」と「環境未来都市」に選定されている。

柏の葉キャンパスエリア
柏の葉キャンパスエリア

2014(平成26)年には、柏の葉スマートシティの中枢、人の流れの起点となる「ゲートスクエア」が開業。創造的なビジネスのための拠点となる「KOIL(柏の葉オープンイノベーションラボ)」や賑わいを創出する「ららぽーと柏の葉」、健康長寿都市のランドマークを目指す「街のすこやかステーション」、世界に開かれた国際学術都市にふさわしい交流空間「柏の葉インターナショナルビレッジ(KIV)」、「柏の葉カンファレンスセンター」、など、エネルギー管理、交流、ビジネスを加速するオフィス空間といったスマートシティの中心となる機能を一カ所に集約した施設となっており、地域一体での運営が行われている。

「ららぽーと柏の葉」
「ららぽーと柏の葉」

そんな「ゲートスクエア」の中でも、柏の葉エリアの街づくりの拠点となり、交流の場として設けられた施設「柏の葉アーバンデザインセンター」は特出すべき施設だ。地域をベースに、市民と行政、企業、大学など多様な主体が連携して街づくりを進めていくための拠点となっており、「マルシェコロール」や「まちのクラブ活動」といったより快適な街にするためのイベントを開催するなど、さまざまな活動が行われている。

柏の葉アーバンデザインセンター
柏の葉アーバンデザインセンター

そんな柏の葉キャンパスの街づくりは第2ステージに移行。現在は「親水空間の整備」「ライフスタイル提案型の複合商業施設」「次世代ライフサイエンスの産業創造拠点」の3点が街づくりのポイントとなっている。親水空間の整備では「アクアテラス」が整備されたほか、ライフスタイル提案型の複合商業施設として「KASHIWANOHA T-SITE」もオープンした。次世代ライフサイエンスの産業創造拠点に関しては、今後東京大学・千葉大学・国立がん研究センターなどの学術研究機関と協働し、産学連携および医工連携によって、次世代の産業創造拠点開発を推進するほか、バイオベンチャー・製薬企業・医療機器メーカー・電機メーカーなど多様な事業者をエリア誘致が計画されている。また、学術研究機関が有する臨床データベースやゲノム解析を活用したオーダーメイド医療の研究開発、住民との連携によるICT ヘルスケア事業の商品開発や実証実験も推進していく。

アクアテラス
アクアテラス

このような取り組みが実り、2016(平成28)年には、国際環境認証制度(近隣開発・街づくり)において最高ランクの「プラチナ認証」を日本で初めて取得。また、2017(平成29)年には、不動産業界において最も権威のある賞「国際不動産、投資、都市開発マーケット会議」の将来的な大規模開発部門において最優秀賞を受賞した。

子育て世代が暮らしやすい街

このように、計画的に街づくりが進む柏の葉キャンパスエリアは、広大な自然も残り、ファミリー世代が暮らしやすい街にもなっている。周辺には東京大学を筆頭に、幼稚園・保育園から小学校、中学校と、多くの子育て・教育施設が揃っている。また、様々なイベントや催し物が行われているのも注目すべきポイントだ。

東京大学 柏キャンパス
東京大学 柏キャンパス

「柏の葉アーバンデザインセンター」が主催している「未来こどもがっこう」は、研究・先端・健康・創造・共創の5つをテーマに様々なカリキュラムが開講されている。学びの場となるのは“街”全体。これも自治体や民間企業、東京大学、千葉大学、そして、住民がひとつになり、 課題解決型の未来の街づくりを進めてきたからこそできる取り組みだろう。さらに「柏の葉アーバンデザインセンター」では、「街まるごとオープンキャンパス」を毎年開催。秋の1ヵ月間、普段は入れない施設の一般公開イベントや秋のお祭りが行われ、ここでしか体験をすることができる。

KASHIWANOHA T-SITE
KASHIWANOHA T-SITE

「絵本の読み聞かせと手遊びの広場」や「チルドレンカフェ@柏の葉」、「おもちゃ病院」など、地域の住民や各種機関が主催している取り組みも多く、2017(平成28)年には、「KASHIWANOHA T-SITE」で、未来を切り開く力を育むためのスクール「T-KIDSシェアスクール 柏の葉」も開校した。

また、周辺に自然が多いことから、都会ではなかなかできない体験もさせることができる。「こんぶくろ池自然博物公園」では、NPO法人「こんぶくろ池自然の森」が中心となり、カブトムシ観察会やネイチャーキッズ観察会といった自然と触れ合えるイベントが開催されている。総面積約45haを誇る「県立柏の葉公園」が近くにあるのもうれしい。

こんぶくろ池
こんぶくろ池

このように、先進的な街づくりで開発が行われ、すべての世代が暮らしやすい街となっている柏の葉エリア。さらに快適な街を目指して発展を続けるこの街の人気は日々、高まり続けている。