柏の葉小学校SPECIAL REPORT!
柏の葉グリーンカンパニー

特集:
地域の協力とともに起業家教育に取り組んだ7カ月間

柏市立柏の葉小学校」では、2017(平成29)年5月から11月にかけて、全国のモデル校のひとつとして起業家教育への取り組みを行った。「起業家教育」とは、文科省が2016(平成28)年度から始めた学習プログラムで、チャレンジ精神や創造性、探究心、実行力、リーダーシップといった、起業家に必要な資質や能力を育てようというもの。

柏の葉小の5年生が起ち上げた「柏の葉グリーンカンパニー」

プログラムに取り組んだのは5年生の子どもたち。5月に「柏の葉アーバンデザインセンター(UDCK)」からの「柏の葉駅前キャンパス駅に花壇を設置してほしいとい」という要望を受けたことから始まる。子どもたちは、どうやって花を手に入れることができるかということから検討をし、「柏の葉グリーンカンパニー(KGP)」を起ち上げた。地域のお店を紹介するチラシをつくり、その広告料として報酬を得るというビジネスだ。

柏の葉小学校学校から花壇を運ぶ子どもたちの様子

子どもたちはグループをつくって店に出向き、活動の趣旨を説明してチラシ掲載の許可をもらった。事前に教師が交渉済みではあるものの、その背景は児童たちには一切知らされていないため、お店訪問は緊張の瞬間。
チラシ掲載店舗が決まっても、企業としてやることは山積みだ。花の苗の値段交渉、印刷代金交渉、広告料の決定、花壇設置の企画、設置した花壇のPR、チラシ原稿の完成など。さらには、水やり当番の計画や学校行事とのコラボレーションなど、業務の幅は広がる。10月には各部署を設置し、子どもたち一人一人の仕事を明確にして責任が課せらた。

収支決算まで行う真剣なプロジェクト

議事通貨ではなく実際に現金が動くため、チラシにも気合いが入る。地域新聞社の協力のもと、チラシ作成についての出前授業をしてもらい、レベルを上げる努力もした。また、園芸店や印刷会社との交渉も、学校に来てもらい交渉を行った。子どもたちはどれも真剣勝負だ。
出来上がったチラシを広告掲載をした各店に確認してもらうため出向く際、「どうしてその広告料になったか」という説明も添えた。こういったコミュニケーションが、起業家としての資質につながる場面ともいえるだろう。

柏の葉小学校UDCKのデッキ前に設置された花壇

いよいよ10月には花壇が完成。11月にはチラシ2,000部が配布された。約1,900部を地域新聞の折り込みとして、残り100部は子どもたち自ら手配りした。最後は収支決算を行い、地域のみなさんに御礼をしてプロジェクトの幕を閉じた。

「柏の葉国際キャンパスタウン構想」による壮大な地域ぐるみの取り組み

実に壮大なプログラムで、先生たちの事前準備も大切な役割を果たす。また、コラボレーションしたUDCKはもちろん、広告掲載をする店舗や園芸店、地域新聞、そして保護者の協力もかなりのボリュームが必要になる。これが実現できたのは、柏の葉キャンパスという街が地域ぐるみで子どもたちの成長を支えているからこそ。そして子どもたちも、このプログラムを通じて、「この街が今よりも好きになった」と話しているという。子どもたちの成長だけでなく、地域としても成長できるプロジェクトだったのではないだろうか。


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