少年・少女サッカーチーム 磯辺FC インタビュー

磯辺フットボールクラブ
奥小路 晴夫コーチ、入江 夕梨花コーチ

「楽しくなければサッカーではない!」
をモットーにした地域のフットボールクラブ

落ち着きのある住宅地がひろがる「検見川浜」駅を最寄りとした千葉市美浜区の磯辺エリア。1984(昭和59)年の設立より30余年を迎える「磯辺フットボールクラブ(磯辺FC)」には、「磯辺小学校」「磯辺第三小学校」の子どもたち約100名が在籍し、女の子だけのチーム「BAY FLOWERS(ベイフラワーズ)」があることでも知られています。今回は、2・5年生を指導する奥小路 晴夫コーチと、女子チーム「BAY FLOWERS(ベイフラワーズ)」を率いる入江 夕梨花コーチに、チームの特色や地域の魅力についてお話を伺いました。

「磯辺FC」は1984(昭和59)年に設立されたそうですが、沿革を教えてください。

磯辺FC インタビュー 集合写真

入江コーチ:「磯辺FC」は、旧「磯辺第一小学校」の子どもたちを中心にした「磯辺グリーン少年サッカークラブ」として発足したのがはじまりです。当時はこのあたりも子どもの数が多く、野球やサッカーをはじめさまざまなクラブ活動が盛んに行われていたようです。

女子チームも設立と同時にあったのですが、メンバーの増減に伴い何度か活動休止したこともあったようです。女子チームと成年男子チームができたことで、「磯辺グリーン少年サッカークラブ」は「磯辺フットボールクラブ(磯辺FC)」へと名称を変更して現在に至ります。

メンバーは男子チーム、女子チームそれぞれ何名いらっしゃいますか?また活動頻度、練習場所についても教えてください。

磯辺FC インタビュー 広々としたグラウンド

奥小路コーチ:2016(平成28)年4月現在、「磯辺FC」全体でおよそ100名のメンバーが在籍しています。今日は6年生と5年生で編成した2チームがそれぞれ別の場所へ遠征試合に行っており、「磯辺第三小学校」の校庭では1、2、3、4年生が学年ごとに分かれて練習しています。

練習は通常、毎週末の土日と祝日で、午後1時30分から4時30分までの3時間を予定しています。練習場所は「磯辺小学校」や磯辺第三小学校」の校庭が中心となりますが、サッカー専用グラウンドのある「美浜ふれあい広場」なども利用しています。

磯辺FC インタビュー 女子チーム

入江コーチ: 女子チームのメンバーは、現在は6年生4名、5年生1名、3年生2名、2年生1名の計8名で活動しています。女子チームの発足当時は、美浜区内で唯一の女子チームとして注目を集めました。その後、千葉市内には幾つもの女子チームが誕生しました。しかし、子どもの人数そのものが減ってきていることもあり、現在千葉市内では、私たち「BAY FLOWERS(ベイフラワーズ)」を含めて3チームが活動しています。

指導するにあたって大切にしていることは?

磯辺FC インタビュー 子どもたちが楽しむことを第一に

奥小路コーチ: 「磯辺FC」全体のチームの方針として「楽しくなければサッカーではない!」をモットーに掲げていて、まずは“楽しい”と感じられることを第一に考えています。

それと個人的な思いとしては、サッカーだけにこだわらず運動能力が高まると言われている12歳くらいまでの間に、いろいろな要素を取り入れて幅広いスポーツの経験をさせてあげたいと考えています。

磯辺FC インタビュー テニスボールを使った練習

今日の2年生の練習では、テニスボールを使ったキャッチボールを行いました。利き手じゃないほうの手だとなかなかうまく投げられず、フォームそのものが違うことを指摘してあげると自分の身体にも意識が向くようになります。 もともと私が野球チームで長くプレーしてきたこともあって、経験やノウハウを生かして子どもたちの指導にあたっています。

コーチを引き受けることになったきっかけは?

磯辺FC インタビュー コーチと子どもたち

奥小路コーチ: 野球ひと筋でこれまでやってきたので、子どもが「サッカーやりたい」と言ったときは正直なところ葛藤はありました。しかし、仕事以外の時間で子どもと触れ合える時間も限られるため、子どもがクラブに入るのと同時にコーチを引き受けました。

「磯辺FC」は営利団体などが運営するクラブチームではありませんので、在校生のお父さんとお母さんが中心となってボランティアで成り立っています。唯一、クラブが発足した頃から指導に当たっている監督と呼ばれる方はいますが、それ以外はサッカー経験の有無を問わずスポーツ好き、子ども好きのお父さんたちがコーチとして集まってくれています。

磯辺FC インタビュー 奥小路コーチ

コーチは現在35名の方に登録いただいて、そのうち10名はお子さんが卒業した後もボランティアとして協力してくださっている経験豊富なOBコーチです。

女子チームを率いる入江コーチは日本サッカー協会公認のC級コーチ、3級審判の資格も持っていて、「BAY FLOWERS」の指導はもちろん、県大会の審判なども務めており、女子サッカーの普及に取り組む熱心な指導者のひとりです。

近隣には民間のクラブチームも数多くあるようですが、「磯辺FC」ならではの魅力や特色は?

磯辺FC インタビュー 楽しそうな様子の子どもたち

奥小路コーチ: プロのサッカー選手を志望する子どもたちは、専門の指導者がいるクラブチームを選びますが、限られた枠の選抜チームに選ばれるには熾烈な戦いが待っています。なかには試合にあまり出られずに卒業してしまうこともありますし、サッカーの楽しさと勝負の結果とが必ずしも一致するわけではありません。

磯辺FC インタビュー 全力で走る子どもたち

そこで「磯辺FC」では、試合の結果ももちろん大切ですが「みんな試合に出してあげたい!」という気持ちが強く、勝負にこだわり過ぎないようにしています。6年生になると毎週のように練習試合や公式戦の試合が組まれていて、子どもたちにとってはやりがいがあると思います。

また、練習や試合以外の楽しみも多く、毎年5月に「親子サッカー大会」、秋には「合宿」が行われるほか、サッカー以外でもBBQやスキーなどのイベントも盛りだくさんです。

イベントについて詳しく教えてください。

磯辺FC インタビュー ストレッチ

入江コーチ: 年間を通じてさまざまなイベントがあるのですが、「磯辺FC」の100名全員が揃うイベントとして「親子サッカー大会」があります。ちなみに今年(2016年)は5月29日(日)に開催する予定です。また年末年始には蹴り納め、蹴り初めといったイベントもあり、保護者が用意してくれた温かいコーンスープを飲むのが恒例になっています。

また「磯辺FC」の6年生チームと「磯辺中学校」のサッカー部との交流戦があるのも特徴かと思います。「磯辺FC」を巣立っていった子どもたちの成長した姿を見られる、コーチとしても楽しみなイベントのひとつです。

「磯辺FC」のOBのなかには、学業の合間を縫って指導に来てくれる大学生や、6年生の「お別れサッカー」に駆けつけてくれる卒業生もいて、「磯辺FC」のことを想う磯辺のいろいろな人の協力をいただきながら運営されています。

磯辺地域の魅力とは?

磯辺FC インタビュー 北磯辺公園

入江コーチ: 私は磯辺の小学校と中学校を卒業した地元の人間なのですが、結婚を機に地元に戻ってくる同級生も多く、生活しやすい居心地の良い地域だと思います。親子2代で同じ小学校に通うご家庭も少なくなく、わが家の子どもも同じ小学校を卒業しました。

磯辺FC インタビュー 検見川の浜

奥小路コーチ:私は関西出身で磯辺に移り住んだのは7年前のことなのですが、この地域には病院が多く、小児科や耳鼻科など頼りになるかかりつけ医が身近な場所にいてくれるのは親としては安心です。 また週末のお休みを利用して「ドイツ村」に出かけたり、雨の日であれば「アクアリンクちば」でスケートをしたりと、少し足を伸ばせばレジャースポットも多く、子どもを連れて遊びに行ける場所が多いのも魅力的です。

海はこの地域に住んでいると、当たり前になり過ぎて「海に行こう!」とわざわざ口にする必要も無く、散歩をしたりジョギングをしたりと生活の一部として海辺のライフスタイルを楽しんでいます。

最後にこれからこの地域にお住まいになる方へメッセージをお願いします。

磯辺FC インタビュー 元気に練習する子どもたち

奥小路コーチ: 「磯辺FC」では、“無料”の体験入会を随時行っているため、「磯辺FCってどんなチームなんだろう?」とか、「どんなコーチ、友達がいるのかな?」と少しでも興味を持っていただいたお子さんにはぜひ一度お越しいただければと思います。 詳しくはクラブの公式HPにメールの連絡先を記載しておりますので、気軽にお問い合わせください。

磯辺FC インタビュー 体育館練習の様子2

入江コーチ: 女子チームでは、練習の後に近くの公園でみんな揃ってご飯やおやつを食べるいわゆる“女子会”もあり、異なる学年の子どもたちが一緒に楽しく過ごせる貴重な場になっているようです。 学校の友達ともまた違う、年齢の異なる集団のなかでぜひ楽しい思い出をたくさんつくりましょう!

磯辺FC インタビュー 奥小路コーチ と 入江コーチ

今回、話を聞いた人

磯辺フットボールクラブ
奥小路 晴夫コーチ、入江 夕梨花コーチ

お問い合わせ先:isobefc@yahoo.co.jp
URL:http://www22.atwiki.jp/isobefc/

※2016(平成28)年4月実施の取材にもとづいた内容です。 記載している情報については、今後変わる場合がございます。

ザ・レジデンス検見川浜ガーデンズ