松戸市役所 子ども部インタビュー

子育てしやすい街づくりを進める松戸市

千葉県北西部(東葛地域)に位置しており、都心からのアクセスにも優れ街の開発が進む松戸市。同市では「共働き子育てしやすい街」ランキング(日経デュアル・平成27年度調査結果)で全国主要100自治体の中で県下1位の評価を受けるなど、率先して子育てしやすい街づくりを進めている。
松戸市子ども部・部長の小林邦博さんに松戸市の子育て環境と街の魅力についてお話を伺った。

「共働き子育てしやすい街」ランキング県下1位の評価を受ける松戸市
「共働き子育てしやすい街」ランキング県下1位の評価を受ける松戸市

待機児童ゼロを実現し、「共働き子育てしやすい街」ランキング県下1位に

――松戸市の子育ての現状についてお教えください。

小林さん:松戸市では子育てしやすいまちづくりを率先して進めています。子育て・教育・文化を軸とした都市ブランドづくりをしていくにあたって「子育て」は最重要政策です。全国的に待機児童問題がニュース等でたびたび取り上げられていますが、一般的に、仕事を持つ多くのお母さんが育児休業明けで職場復帰する関係で1、2歳の待機児童が多くなる傾向にあります。そこで待機児童をなくすために市では小規模保育園の新設に力を入れました。

松戸市子ども部・部長 小林邦博さん
松戸市子ども部・部長 小林邦博さん

2015(平成27)年4月には8ヵ所だった小規模保育園を駅前や駅中に23ヵ所一気に増やし、合計で31ヵ所になりました。5歳児までが対象の認可保育園も増やして、2016(平成28)年4月1日には待機児童ゼロを達成しました。そのかいもあって「共働き子育てしやすい街」ランキングで全国主要100自治体の中で県下1位の評価を受けるなど、子育て世帯に注目していただいている街になっています。

「保育園きぼうのたから」
「保育園きぼうのたから」

施設や制度を整え、子育て世帯がより暮らしやすい街へ

――松戸市ならではの取り組みや支援についてお教えください。その中でも特に力を入れて取り組んでいることはありますか?

小林さん:子育て世帯のサポートに力を入れています。先ほどお話した保育園にも関連することですが、「松戸」駅近くに「送迎保育ステーション」を設けています。まさに保育園の「駅」の役割を担う施設でして、ここでお子さんをお預かりして、指定の保育園に送迎する仕組みです。仕事を持つお母さんに大変好評です。また幼稚園で預かれる時間を保育園並みに拡大しています。幼稚園を長時間利用しても保護者の負担額が保育園を利用した場合と同じ金額で利用することができるよう、市で補助しています。

駅の役割を担う「送迎保育ステーション」
駅の役割を担う「送迎保育ステーション」

また、お子さんが病気になってしまったら、と保育園や病院を心配する親御さんは多くいらっしゃいます。保育園は病気の時は預かってもらえないのが一般的ですが、市では「病児保育」が可能な保育園も2016(平成28)年3月より整備していますので、ご相談いただければと思います。また突然熱が出てしまった場合等には、24時間体制で受け入れ可能な「夜間小児急病センター」や「松戸市立病院」など小児医療施設が整えられているので安心だと思います。市では今後も徹底して子育て世帯のサポートの充実を進めていきたいと思います。

「送迎保育ステーション」
「送迎保育ステーション」

――乳幼児向けの遊び場がたくさんあるとお聞きしましたが?

小林さん:赤ちゃんから3歳くらいまでの乳幼児を対象とした遊び場「おやこDE広場」や「子育て支援センター」を市内20ヵ所に整備しています(平成28年4月現在)。週に4日以上開館していまして、たくさんのイベントが開催されますので、親子でゆっくりと楽しめる憩いの場になっています。

さらにここには松戸市認定の「子育てコーディネーター」がいますので、子育ての悩みや疑問を気軽に相談できますし、必要に応じて適切な子育て支援事業や関係機関につなぐお手伝いをしています。

「おやこDE広場」
「おやこDE広場」

――小学生向けのプログラムは何かありますか?

小林さん:市では小学校入学後のお子さんもしっかりとサポートしています。市内全45校の校内や学校近くに「放課後児童クラブ」を設けています。子どもたちは夜7時まで校庭や広場、室内で遊んだり、宿題をしたりしながら親御さんがお迎えに来るまでの時間を安全に安心して過ごすことができます。

松戸中央放課後児童クラブのある「松戸市立北部小学校」
松戸中央放課後児童クラブのある「松戸市立北部小学校」

「放課後KIDSルーム」は、図書室などの学校施設を活用して、小学生が放課後等に自由に学習や読書ができる場所です。学習支援などのプログラムも用意されますので好評ですよ。今年2月には、「栄光ゼミナール」の講師をお呼びしての授業を行いまして大変人気でした。2020年の東京オリンピック開催も視野に入れて英語教育の支援も力を入れています。

――子育て世帯の住宅購入へのサポート制度があると伺いました。

小林さん:子育て世帯に選ばれる魅力的なまちづくりを進めるために、親元に住まいを取得する子育て世帯を支援しています。親が育児や子育てのサポートをすることにより、不安や負担を軽減し、安心して子どもを育てられる環境をつくることができると考えています。市内に住宅を取得する際に、子育て世帯がその家に親と同居する場合は75万円を、近居の場合は50万円を支給しています。松戸市外から転居の場合はさらに25万円が支給され最大100万円の支給になります。ぜひご活用ください。詳しくは住宅政策課(047-366-7366)へお問い合わせいただければと思います。

都心部へのアクセスの良さと歴史を合わせ持つ街

――最後に松戸市の魅力、子育て環境の魅力についてお教えください

小林さん:松戸市は都心に近く、上野東京ラインの開通で「上野」駅まで15分、「東京」駅まで24分とアクセスがさらに充実しました。一方で古くから水戸街道の宿場町として栄え、水戸藩最後の藩主徳川昭武が建てた戸定邸があるなど深い歴史を垣間見ることができる街でもあります。また昔からある自然を生かした自然尊重型の都市公園「21世紀の森と広場」など公園施設や緑があり、自然とたくさん触れ合える環境にありますので、子どもの感性を育てるには最高の街です。

「戸定が丘歴史公園」
「戸定が丘歴史公園」

お話ししましたとおり市による子育てサポート体制に合わせまして、医療機関の充実、市民参加型ネットワークによる防犯カメラの設置、街路灯の100%LED化など設備の充実も積極的に進め、子どもたちをはじめ住む人にとって安心・安全な街へと松戸市は常に発展し続けています。子どもたちに優しい街は、すべての人に優しくなる街になると私たちは考えています。「やさシティ、まつど。」松戸市にぜひお越しください。お待ちしています。

松戸市子ども部/部長 小林邦博さん
松戸市子ども部/部長 小林邦博さん

松戸市役所 子ども部
部長 小林邦博さん

所在地:千葉県松戸市根本387-5
TEL:047-366-1111(代表)
URL:http://www.city.matsudo.chiba.jp/
※この情報は2016(平成28)年5月時点のものです。