Qiball(きぼーる)
千葉都市モノレール1号線「葭川公園」駅から徒歩4分の場所にある「Qiball(きぼーる)」は、子ども交流館、子育て支援館、科学館・プラネタリウム、中央保健福祉センター、中央区役所の千葉市のシンボルを集約した施設である。土地建物の共同化、不燃化により建物の更新を図り、都心地区の中心にふさわしい都市景観の形成を目指し、2007(平成19)年7月に竣工した。行政・商業・業務機能の一層の集積を促進し、空洞化が進む中心市街地を活性化させることを目的としている。
「Qiball」という名称は「希望のボール」を意味しており、Qの丸い字形がプラネタリウムを表している。施設は15階建となっており、1、2階はスーパーマーケットやネイルサロン、クリニックにカフェなどを備える「ショップ&レストラン」となっており、周辺に住む市民にとっては、生活の拠点ともなるだろう。
3~5階は子どもの健全な遊びと居場所を提供する子どものための施設「千葉市子ども交流館」となっている。「なかよしクッキング」や「おやこ工作」などのイベントも多い。
また、6階の「千葉市子育て支援館」は、乳幼児の健やかな育成を図るとともに子育て家庭を支援するため、親子の遊びと交流の場の提供、相談、講座等を開催している。
7〜10階は「千葉市科学館・プラネタリウム」となっている。日常の視点で科学を捉え子どもから大人まで楽しめる、人から人へのコミュニケーションを大切にした「人が主役」となる参加体験型科学館。150もの体験展示がある常設展示では、週末を中心にワークショップなどのイベントも開催している。
また、県内最大のプラネタリウムでは、天の川の構造も再現できる1億個の高精細な星空を映し、全天に投影されるデジタル映像を交えた多彩な番組が充実している。
11階は「千葉市中央区役所」となっており、暮らしに身近な各種届出や証明書の発行が可能。12~15階は少子・高齢化の急速な進展等に伴う保健福祉に関するニーズの多様化・複合化に対応するために整備された「千葉市中央保健福祉センター」となっている。
このようにきぼーるでは、定期的にさまざまなイベントが催されており、家族そろって楽しめるものも多い。このエリアに暮らす際には定期的に足を運ぶことになりそうだ。
Qiball(きぼーる)
所在地:千葉県千葉市中央区中央4-5-1
電話番号:施設によって異なる
開館時間:施設によって異なる
休館日:施設によって異なる
https://qiball.jp/