実力派シェフが作る「おもてなし」フレンチ

Epicer(エピセ)

阪口シェフの織りなす渾身のフレンチのコースを堪能できる
阪口シェフの織りなす渾身のフレンチのコースを堪能できる

オーナーシェフの阪口さんは華々しい経歴の持ち主だ。調理専門学校を卒業後、ホテルニューオータニに就職。その後フランスの三ツ星レストランなどで研鑽を積み、帰国後はリーガロイヤルホテル「ガーデン」のシェフに就任。日本のフレンチを牽引する阪口シェフが現在腕を振るうのが、フランス料理の「Epicer(エピセ)」だ。この店にはメニューがなく、昼夜ともに2つのコース料理のみ。完全予約制で、予約時に苦手な食材などを聞き、それぞれの料理を提供してくれる。

シンプルで雰囲気のある店舗入り口
シンプルで雰囲気のある店舗入り口

「Epicer(エピセ)」は、京成「千葉」駅から徒歩2分、国道14号から少し入った路地に佇む。店内は白をベースにした清潔感と高級感のある造り。シンプルながら、1点もののブルーグラスの照明などでセンス良くまとめられ、ゆっくりと食事が楽しめる。

オープンキッチンで臨場感を感じる店内
オープンキッチンで臨場感を感じる店内

食材は、厳選した今いちばん美味しい旬のものを使用する。こだわりの野菜は、岩手県花巻市で水耕栽培された野菜や、千葉県香取市にある自然農園の無農薬野菜を使う。「こちらの野菜は彩りもよく、種類も豊富で、何より味が良い」と話す。メインを彩る野菜の存在は重要で、信頼のおける農家と契約して、鮮度の高い野菜を仕入れているという。

ある日の前菜「鹿児島カンパチのクーサン仕立て」
ある日の前菜「鹿児島カンパチのクーサン仕立て」

それでは、ある日の献立の一部を紹介しよう。前菜の料理で、カンパチのマリネ、「鹿児島県産カンパチのクーサン仕立て」。クーサンとはフランス語でクッションのこと。ポアロネギとじゃがいものアンデスレッドをクリームで和え、カンパチで包み込み、クーサンのような形状にしたもの。マイクロリーフを散りばめて、見た目も美しい一品だ。

この日のメイン料理「美桜鶏(みおうどり)のロテイ」
この日のメイン料理「美桜鶏(みおうどり)のロテイ」

ースは、カシスリキュールやフォンドボー、生クリームを加えたもの。これらの料理に合わせて、ワインのペアリングも用意、料理とマッチしたワインが楽しめる。あるグルメサイトでは百名店に選ばれ、週末は予約が取りづらい人気店だ。

Epicer(エピセ)
所在地:千葉県千葉市中央区新田町3-13 久和ビル 1F
電話番号:043-246-8878
営業時間:11:30~14:30、17:00~20:00
定休日:月曜日(祝日の場合は翌日)

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