千葉県立行田公園
上空から見ると見事な円形をしている行田エリア。これはかつてこの場所に海軍の無線基地があった名残だ。ここ行田エリアは、大正時代の初めに旧海軍の無線基地が造られた場所。戦後はアメリカ軍の管理地となったが、1966(昭和41)年に日本へ返還。その後都市公園として整備し、1979(昭和54)年に「千葉県立行田公園」として開園した。
「行田公園」は、行田エリアの約1/4の敷地の11.9ヘクタールを有する広大な公園だ。園内は大通りによって東区域と西区域に分かれ、歩道橋で結ばれている。たくさんの木々や植物に囲まれて、豊かな自然を感じられる場所だ。植物はおよそ100種類。桜、ツツジ、マリーゴールド、ニッコウキスゲなど年間を通して、さまざまな花が咲きほこる。
東区域には、サイクリングロード、イベント広場やレストコーナー、子ども向け遊具のワンパク広場などがあり、豊かな自然のなか幅広い年代で賑わう。天気の良い日には、芝生広場で遊ぶ親子連れの姿が見られる。
子どもたちに人気なのは、たくさんの遊具がある東区域の「ワンパク広場」だ。砂場やブランコ、滑り台、アスレチックなど、子ども向けの遊具が充実。ベンチやトイレも近くにあるので、安心して遊べる。
西区域にも広大な「芝生広場」があるので、こちらでのんびり過ごすのもいい。奥に進むと、日本庭園のエリアが広がる。庭園の中央には池を配し、カワセミが飛来する水辺のオアシス。幅広い世代に支持される、行田のシンボル的存在の公園だ。
千葉県立行田公園
所在地:千葉県船橋市行田2-5
電話番号:047-430-6229(行田公園管理事務所)
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