歴史ある穏やかな環境に、交通・ショッピング・グルメなどの生活施設がそろう住みやすい街、鎌ケ谷

鎌ケ谷市は松戸市を超えれば東京都。都心から25km圏内にある、遠からず近からずの生活に適した街だ。エリアの中心には4路線もの列車が乗り入れる「新鎌ケ谷」があり、その利便性は今もなお向上している。商業施設も大きなものからこぢんまりとしたものまでバラエティに富んでいて、自分だけの楽しみ方が叶う。

「木下街道」が通り、宿場町として栄えた鎌ケ谷エリア

江戸時代には幕府の軍馬の放牧地「小金牧」のひとつ、「中野牧」があった鎌ケ谷。今でも随所において、歴史の面影を感じることができる。街には、馬を捕らえて選別するための「捕込(とっこめ)」や、牧の内外を仕切るため「野馬土手(のまどて)」などが残っている。また、江戸中期には銚子沖で獲れた魚介類を江戸に運ぶための陸路「木下(きおろし)街道」が整備された。「鎌ヶ谷大仏」駅のすぐ西側の線路を南北に横切る通りだ。銚子で水揚げされた魚介類は舟で利根川を遡り、印西市の木下河岸から木下街道を通っていった。そして市川市湊の「本行徳河岸」からは、再び舟で日本橋などへと運ばれた。通りには鎌ケ谷宿もつくられ、問屋1件、旅籠7軒があったという。

鎌ヶ谷大仏
鎌ヶ谷大仏

旧木下街道沿いにある「鎌ヶ谷大仏」は、鎌ケ谷宿に住む大国屋・福田文右衛門が祖先の供養のために建立したもの。高さ1.8mもあり、当時の栄えた様子を今に伝えている。

4路線が乗り入れ、多方面への移動がスムーズ

エリア中心の「新鎌ケ谷」駅には、北総線をはじめ、東武野田線(東武アーバンパークライン)、新京成線、京成成田空港線(成田スカイアクセス線)の4路線が乗り入れている。浅草や日本橋へ約30~40分で到着できるほか、船橋や松戸、柏といった千葉市街地へのアクセスも便利。また、羽田空港と成田空港へのどちらへも1本で行くことができ、遠くへの出張や旅行にも便利だ。

「新鎌ヶ谷」駅周辺
「新鎌ヶ谷」駅周辺

最近において、それぞれの路線の利便性がアップしていることも注目だ。北総鉄道では2019(令和元)年9月のダイヤ改正で、上り方面の「新鎌ヶ谷」駅の最終列車の時刻が9分繰り下げられ、都心方面への利便性が向上した。

東武アーバンパークラインは、2020(令和2)年3月のダイヤ改正で全線での急行列車の運転を開始した。「新鎌ケ谷」駅はその停車駅となっており、船橋まで最短8分、柏まで最短11分となったのだ。朝・夕の急行列車の本数も、それぞれ4本増加。また、平日の終電が柏行き船橋行きともに30分以上繰り下がり、ますます便利になっている。

東武アーバンパークライン「新鎌ヶ谷」駅
東武アーバンパークライン「新鎌ヶ谷」駅

県道8号(船取県道)が南北に貫きなど、鎌ケ谷エリアは車での交通の便も良い。今、完成が期待されているのは、外環道と成田空港を結ぶ北千葉道路。鎌ケ谷市~成田市間は既に開通している。今後、市川市~鎌ケ谷市間約9kmの整備が行われれば、外環道へスムーズにアクセス。首都高速道路や常磐自動車道など多方面へのアクセス向上が期待される。

何でもそろう大型商業施設や個性ある雑貨店

鎌ケ谷エリアは便利な商業施設も揃っている。「新鎌ヶ谷」駅周辺には「ヤマダ電機テックランド」の入る「イオン鎌ヶ谷店専門街」や、「スポーツクラブNAS」の入る「アクロスモール新鎌ヶ谷」といった大型商業施設が存在。また、「初富」駅の少し南側にも「食品館イトーヨーカドー」をキーテナントとする商業施設「ショッピングプラザ鎌ヶ谷」があり、買い物から趣味、スポーツまで、あらゆる欲求を満たしてくれる。

イオン鎌ヶ谷ショッピングセンター
イオン鎌ヶ谷ショッピングセンター

また、2020(令和2)年春には、「白井」駅近く、県道189号と県道59号に挟まれた場所に「フォルテ白井」もオープンした。深夜0時まで営業するスーパーマーケット「ベルク フォルテ白井店」をはじめ、ドラッグストア、100円ショップ、ベーカリー、衣料品店、保育園など全10施設が入る。

ベルク フォルテ白井店
ベルク フォルテ白井店

そのほかにも、暮らしを豊かにしてくれる雑貨屋さん「maminka」、千葉の良いものだけを集めた「CB PAC」、ヴィンテージ家具や雑貨を扱う「エルエーデポ千葉」など個性的な店がたくさん。お気に入りの店に出会えそうだ。

お洒落なグルメスポットも点在

鎌ケ谷エリアには、グルメスポットもいくつか点在している。「イデカフェ」は、2000(平成12)年に鎌ケ谷市で創業した珈琲専門店。厳選した生豆を用い、焙煎したての新鮮な珈琲をいただくことができる。鎌ケ谷には本店のほか、「新鎌ヶ谷」駅や「イオン鎌ヶ谷店専門街」内、「鎌ヶ谷総合病院」の中に入るなど、エリア住民の生活に定着した店だ。

「馬込」駅東口、2016(平成28)年にオープンした「マゴメコーヒープロジェクト」もこだわりの珈琲店。珈琲豆を収穫する毎にテスト焙煎を行いクリアした豆だけを用いている。材料も自ら集めて制作したという、何とも言えず落ち着きのある店内。少し遠くからでも訪れたくなる店だ。

マゴメコーヒープロジェクト
マゴメコーヒープロジェクト

鎌ケ谷エリアには、お洒落なグルメスポットがまだまだたくさん。カロリー控えめのパンや玄米やもち麦を使った健康志向のパンなども並ぶこだわりのブーランジェリー「キャニス・ミノール」、本場フランスのそば粉のガレットがいただける「貝柄山ガレット」、スコーンなど自家製のお菓子がいただける「カフェ 雲」。どの店も、心温まる時間を演出してくれるだろう。

貝柄山ガレット
貝柄山ガレット

通勤・通学や日常の買い物のなど利便性の良さに加え、休日ショッピングやグルメなど生活に潤いも与えてくれる鎌ケ谷。誰しもがゆったりと快適に、そして楽しみながら日々を送ることができる街だ。

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