つくばエクスプレスで快適、柏の葉キャンパスの交通事情
つくばエクスプレスは、東京都の「秋葉原」駅と茨城県の「つくば」駅を結ぶ全長58.3キロメートルの路線。全線道路との交差は立体交差で踏切はなく、最新鋭の車両を使っているため、最高速度は130キロと通勤電車ではトップクラスのスピードを誇る。
柏の葉エリアは、つくばエクスプレス開通により、東京都心部への所要時間が大幅に短縮された。「柏の葉キャンパス」駅には、普通、区間快速、通勤快速が停車。利用できる電車の本数も多く、区間快速、通勤快速に乗れば、「柏の葉キャンパス」駅から30分で「秋葉原」駅に行くことができる。柏の葉エリアは、つくばエクスプレス開通により、東京都心部への所要時間が大幅に短縮された。
「秋葉原」駅では、JR山手線や京浜東北線、中央・総武線各駅停車、東京メトロ日比谷線に接続しており、東京都区内の広いエリアへもスムーズにアクセス。また、茨城県の研究学園都市であり筑波山の登山口でもある、つくば方面に行くにも便利だ。
「柏の葉キャンパス」駅前からは、多くのバスも発着している。とくに便利なのは、JR常磐線・東武野田線の「柏」駅へ向かうバス路線だ。「柏の葉キャンパス」駅の西口、東口それぞれから「柏」駅行きのバスがあり、とても便利。
さらに、「柏の葉キャンパス」駅西口からは、羽田空港や成田空港へのリムジンバスもあり、出張や旅行で飛行機に乗る場合も楽々アクセスできる。
柏の葉エリアは、自動車の利用も快適。近くに常磐自動車道の「柏IC」があるので、スムーズに高速道路を利用できる。常磐自動車道に乗れば外環自動車道経由で東北自動車道や関越自動車道、東関東自動車道とも結ばれ、各方面へのドライブも快適だ。
一般道路では、首都圏をぐるりと回る幹線道路の国道16号が通り、埼玉県、千葉県方面へのアクセスもよい。鉄道、道路ともに利便性の高い柏の葉エリアは、快適でスムーズな移動が実現できるだろう。
エリア内の交通についても見逃せない。2014(平成26)年4月には「ららぽーと柏の葉」の南から、つくばエクスプレス沿いに「流山おおたかの森」駅へ向って伸びる道路の一部が開通。これにより県道47号線がつながり国道16号へのアクセスも向上した。
柏の葉エリアでは、人と環境に優しい次世代型交通の実現を目指し、常にチャレンジを続けているのだ。