アーカイブ―柏の葉小学校SPECIAL INTERVIEW!

第6回:「柏の葉小学校」のこれまでと、これから(2013/06取材)

柏の葉小学校SPECIAL INTERVIEW!
柏市立柏の葉小学校
校長 佐藤進先生

前回2012(平成24)年の6月インタビューの際には、「まだ始まったばかりの学校で、これから取り組みたい」としている項目も多々あった。そうした点について、引き続き佐藤先生にお話をうかがった。

ー周辺の学校などとの連携・協力については、この1年どのようなものがありましたか?

佐藤先生:昨年は東大生と一緒に日食観察を行なったとお話しましたが、その後にもいろいろな取り組みがありまして、中学校から運動部に来ていただいて、運動部の合同練習をしたということもありますし、県立柏高校が「スーパーサイエンススクール」を開いて、本校の5・6年生を対象に、理科の実験教室を行ってくれたこともありました。高校生が先生になって、いろいろと体験をさせてくれるというものですね。近隣の幼稚園や保育園の子どもたちも、たくさん学校に来てくれまして、本校の1年生が校内を案内をしたりして、交流を行いました。

ー運動に関しても力を入れたいとおっしゃっていました。その後の実践などはありましたか?

佐藤先生:実はこの4月から、いろいろな遊びをするということで、「遊びの王様」というのを体育委員会が中心になって行っています。ここでは、登り棒や鉄棒の技などを子ども達が紹介して、それができたらシールをもらって、という風に、「運動をすることの楽しさ」を見つけさせるようにしております。 これは体育の時間に行うのではなくて、毎日の「マイタイム」とか「プレイタイム」という時間の中で、友達と積極的に遊べるように、運動の楽しさを知ってもらうという狙いで始めたものです。運動の楽しさを知るということは、運動を日常的にすることにもつながると考えています。

また、朝の活動の中で15分間、学級ごとに運動をする時間も設定しまして、これも2週間に1回のペースで行っています。 最近は運動をする子としない子が2極化していると言われております。おそらく本校も例外ではないでしょう。ですから、2つのピークのうち、“やらない子ども達”の山をいかに減らすかということが大事です。しかし「運動をしたい」と言っても、遊び方を知らないという子も今は多くいるので、やり方、楽しみ方を教えてあげるということが重要だと思っています。

ー「プラスタイム」について、その後どのように実践されているのでしょうか。

佐藤先生:「プラスタイム」については、昨年の2学期からスタートして、木曜日の放課後、対象は3年生以上の希望者、メインは国語と算数の補習、あとは「個人的にこういう課題をやりたい」というものがあれば来てくれていいですよ、ということで行っています。実に、毎回70名近くの子どもが参加しているんです。昨年の途中からは保護者の方にもサポートしていただいておりまして、今年度はさらにサポートの数が増えましたので、保護者も丸付けだけではなく、個別指導に回れるようになっています。

ー最後に、柏の葉にお住まいになりたいファミリーに向けて、一言コメントをお願いいたします。

佐藤先生:本校は昨年の開校時は児童数252名だったものが、今年の6月時点で321名となりましたので、このままいけば、3、4年以内には各学年3クラスの編成になるかと思います。しかしながら、1学年4クラスという想定で増築分の空きスペースも確保されておりますので、まだまだ収容児童数には余裕があります。ぜひのびのび学べる「柏の葉小学校」にいらしてください。お待ちしています。

今回、話を聞いた人

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柏市立柏の葉小学校

校長 佐藤進 先生

柏市立柏の葉小学校
所在地:千葉県柏市十余二348-51
    中央404街区1
電話番号:04-7134-3987

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