注目の「ピノキオプロジェクト」に行ってきました!
“子どもは街で育てよう!”をコンセプトに掲げ、2007(平成19)年から始動した「ピノキオプロジェクト」。イタリアのアーティストで教育者でもあるエドアルド・マラジジ氏が提唱したもので、地域の子ども達が主役となって活動する参加型のアートプログラムです。「試行錯誤と実践」をテーマに“職場体験”をメインイベントとする複数のプログラムで構成される、柏の葉ならではの参加型のイベントです!
第9回目となる今回は、36店舗・417種の職業体験をはじめ、参加型のイベントが中心となっています。街を巻き込んでのビッグイベントの様子をご紹介します!
つくばエクスプレス線「柏の葉キャンパス」駅を降り、さっそく会場となる「ららぽーと柏の葉」に向かいました。2階の「クリスタルコート」には、たくさんの窓口が設けられています。ピノキオのコスチュームを着た子どもたちがたくさんいて盛り上がっています!プロジェクトの核となる「ピノキオワーク」は、子どもたちのお仕事体験プログラム。仕事の後には、プログラム独自の仮想通貨「Pi(ピ)」を給料として支給され、地域の協力店で使用することができるのだとか!クリスタルコートにはその通貨をもらえる「ピノキオ両替処」もあり、ワークを終えた子どもたち給料を受け取っていました。
今回のテーマは“和”!
ここで人生初の
お給料?
また、「国立がん研究センター」のスタッフさんがサポートしてくれる「ピノキオ医学館」では、白衣をまとった小さな看護師・ドクターが頑張っていました。来場者が患者役となり、その様子をカメラに収める親御さんの嬉しそうな表情が印象的でした。
小さなドクター♪
クリスタルコートを後にして、ららぽーと内を巡ります。まずは、店舗の外に特別スペースを設けた「タリーズコーヒー」を見学しました。パンケーキのデコレーションやチョコラテの作成を体験するこのワークは、参加店舗のなかでも特に人気があるようで、たくさんの子どもが真剣な眼差しで作業に臨んでいます。
真剣な表情です
それ以外では、書店やベーカリーも見学しました。イベント中であることを知らない方もいましたが、“子どもたちの職業体験”という趣旨を知ると、大きな関心を寄せていました。来年度は、その方の姿もあるかもしれません。
「ららぽーと柏の葉」の本館を出て、「ゲートスクエア」に向かいます。イタリアンレストラン「コメ・スタ・三井ガーデンホテル柏の葉」のバックアップを受けた「ピノキオ茶屋」をはじめ、「青空キッチン」、「花の井製菓」などの店舗がありました。
ここで一休み♪
「柏の葉アーバンデザインセンター」には、幅広く活躍しているプロバイオリニストの「竜馬」さんの姿も。「音楽芸術大学」というワークショップが行われており、「未来こどもがっこう」のイメージソングを制作しています。子どもたちと一緒になってイメージを膨らませ、夕方には演奏披露です!
“子どもは街で育てよう!”が「ピノキオプロジェクト」のテーマですが、それを掲げることができ、さらに実践できるのは、情熱だけでなく人材に恵まれているからだと思いました。
子どもたちも興味津々♪
発見ポイント!
- (1)地域が一体となって子どもたちを育てる環境がある!
- (2)実際のお店で職業体験ができる!
- (3)柏の葉ならではのワークショップも豊富♪
注目の「ピノキオプロジェクト」に行ってきました!
所在地:千葉県柏市