小学校跡地を活用した地域交流拠点

美浜区真砂エリアの交流拠点。多世代が集い、地域を活性化する「真砂コミュニティセンター」

「千葉市立真砂第一小学校」の旧校舎を活かし、2016(平成28)年4月に新しい役割を担って開館したのが「真砂コミュニティセンター」。千葉市内で13ヶ所、美浜区内では2ヶ所にあるコミュニティセンターのひとつで、乳幼児から高齢者まで幅広い年代層が関わることのできる施設であり、美浜区真砂エリアの地域住民の交流や趣味サークルなどの余暇活動の拠点として賑わっています。地域の人たちの活動が盛んになることで、ひいては街の活性化にもつながっていく――。活動場所を提供するだけでなく、暮らしを豊かにする役割も担う本施設について、施設の運営者と美浜区地域振興課の責任者に詳しく話を伺いました。

2016(平成28)年に旧真砂第一小学校跡地に開館した「真砂コミュニティセンター」
2016(平成28)年に旧真砂第一小学校跡地に開館した「真砂コミュニティセンター」

人と人とがつながっていく施設を目指して

右から、真砂コミュニティセンター所長 菅本さん、美浜区地域振興課 池田さん、西さん
右から、真砂コミュニティセンター所長 菅本さん、美浜区地域振興課 池田さん、西さん

――まずは「真砂コミュニティセンター」の設備や機能など、概要をご紹介頂けますか?

真砂コミュニティセンター所長 菅本さん:当センターは2011(平成23)年に閉校した「旧真砂第一小学校」の校舎を整備して、2016(平成28)年4月に開館した施設です。会議や講習会などに利用できる「集会室」や「講習室」、絵本から新書や雑誌など多彩な図書を揃える「図書室」(無料、貸出有り)、グランドピアノも設置された「ホール」、「サークル室」、「和室」、「料理実習室」、オムツ替えやアニメ鑑賞もできる「幼児室」などの各部屋と、温水シャワー室も完備した「体育館」などがあり、多目的に利用できる施設になっています。

広々とした「多目的室」
広々とした「多目的室」

本の貸し出しも行っている「図書室」
本の貸し出しも行っている「図書室」

主に近隣に在住・在勤の方々が利用する施設ではありますが、登録すれば市内外の方も利用して頂けます。各部屋の使用については団体登録をした上で、前日までの予約が必要になりますが、「幼児室」の利用については直接事務所にお声掛けいただくことにより、9時~17時の時間帯であればお子さんを連れて気軽に立ち寄っていただけます。

予約なしで利用できる「幼児室」
予約なしで利用できる「幼児室」

――利用状況を教えていただけますか?

菅本さん:1日あたり約500名、約30団体の利用があります。利用者は休日よりも平日の方が多く、大半は市民で構成されたサークルで、乳幼児親子の子育てサークルからシニア世代の趣味のサークルまで様々です。サークル活動にはやはり広い部屋に人気が集まる傾向がありますね。「体育館」は小学生以上のお子さんだけの利用も可能ですが、それ以外の部屋については保護者同伴が条件となっています。

――サークル同士の交流はあるのですか?

菅本さん:同じ分野であっても横のつながりは意外に少ないものなので、交流促進を目的にこちらからお声がけすることもあります。当センターでは年間35回ほどの自主事業を開催しているのですが、登録サークルのなかでスキルが高かったり、珍しい活動をされているサークルには、講師になってほしいというお願いをさせていただくこともあります。運営側が働きかけることによってサークルの発展などの付加価値に期待しています。また、サークルの代表者の方々に集まっていただき、施設利用についての意見交換や交流を深める会なども開いています。

様々なイベントも行われる地域交流の拠点

――地域イベントが開かれたり、センター主催の講座や催しもあるそうですね?

菅本さん:最も規模が大きいものは、「コミュニティふれあいまつり」です。この催しの位置付けとしては、当センターで活動する多彩なサークル団体が、それぞれの日頃の活動の成果を発表する場となります。

「コミュニティふれあいまつり」でサークル活動の成果を披露
「コミュニティふれあいまつり」でサークル活動の成果を披露

料理サークルによる模擬店の出店、舞踏や音楽関係のサークルによる演技・演奏のほかに、手芸・工芸・書道の各サークルによる作品の展示もあります。また、おまつり実行委員会による「こどもみこし」や「こども電車」、「縁日」もあります。「コミュニティふれあいまつり」は2日間の開催で、10,000人以上の方が来場されます。

「コミュニティふれあいまつり」の様子
「コミュニティふれあいまつり」の様子

子どもたちに人気の「こども電車」
子どもたちに人気の「こども電車」

――親子で参加できるイベントはありますか?

菅本さん:大きなものとしては「七夕こどもまつり」ですね。身近なものを使って昔の玩具をつくり、完成後はそれを使って遊びます。地域の方と、サークルの代表者とで構成された事業委員会のメンバーが講師を務めるこの「七夕こどもまつり」は、毎年7月の第1日曜日に開催されます。

「七夕こどもまつり」の様子
「七夕こどもまつり」の様子

「七夕こどもまつり」の様子
「七夕こどもまつり」の様子

菅本さん:その他にも、「真砂コミュニティセンター」の自主事業として、「料理教室」、「親子バドミントン教室」や、夏休みの「こども映画会」や「こども料理教室」、著名な邦楽演奏家を招いて行う歴史ある催し「新春邦楽コミュニティコンサート」など、色々な催しにも取り組んでいます。

真砂コミュニティセンターの自主事業も色々
真砂コミュニティセンターの自主事業も色々

検見川浜エリアは開放感があり、暮らしやすい街

――検見川浜エリアの印象、魅力についてお聞かせいただけますか?

美浜区地域振興課 西さん:街を歩いていただくと分かると思いますが、整然とした区画の街並みがつづいています。道幅の広い道路が多く、街としても開放感があります。交通利便性についても優れており、幕張新都心のみならず千葉市の中心部にも近く、さらには東京にも直結しています。「検見川浜」駅の周辺にはさまざまな商業施設があるほか、海側に行けば海浜公園が広がり、「千葉市立海浜病院」もあるので何かあったときにも安心です。

「検見川浜」駅前の様子
「検見川浜」駅前の様子

美浜区地域振興課 池田さん:「美浜区役所」に配属になり、既に感じているのは“地域行事に一生懸命な方が多い”ということですね。街への愛着、思いの強い方が多いということが関係しているのかなと思います。

西さん:「真砂コミュニティセンター」で開催されるイベントはもちろんですが、「真砂中央公園」で毎年夏に行われる「真砂夏祭り」などもあり、多くの方が参加され盛り上がっています。ぜひ、そうした地域の賑わいも感じていただきたいです!

(写真右から)
株式会社千葉マリンスタジアム 文化事業部 真砂コミュニティセンター
所長 菅本 真さん
千葉市美浜区地域振興課 地域づくり支援室 室長 西 公厚さん
千葉市美浜区地域振興課 地域づくり支援室 主任主事 池田 恵さん

真砂コミュニティセンター

所在地:千葉市美浜区真砂2-3-1
電話番号:043-277-2512
URL:http://www.chibamasagocc.com/

※この情報は2019(令和元)年6月時点のものです。