地元の自然を尊重する森と広場の総合公園

21世紀の森と広場

「21世紀の森と広場」内の「千駄堀池」
「21世紀の森と広場」内の「千駄堀池」

東京ドーム11個分(50.5ヘクタール)という広大な敷地を有し、山、林、池、田園など、多様な自然に触れ合うことができる公園。「千駄堀池」は3つの谷津が集まった人工の池で池の中央には水鳥等が営巣出来るように島が作られている。北側は生きもの専用区域として人の立入りが制限されている。南側には噴水が設けられ、水面を覆う霧が幻想的な雰囲気を醸し出す。

自然豊かな園内の様子
自然豊かな園内の様子

「野草園」は山・草原・湿地・水辺と変化に富んだ自然があり、多様な動植物の棲家となっている。「光と風の広場」は園内で最も大きな芝生広場。林のふちから湧き出る水が小川をなしている。「みどりの里」は田園風景などが広がる昔の日本各地に見られた光景が広がっている。夏はヒマワリ、秋はコスモスと1年をとおして異なる景色を見せてくれる。「縄文の森」には「森の工芸館」や市立博物館の屋外展示物「竪穴式住居」が設置されている。その他にも既存の樹木をそのまま活かした森が広がる「生命の森・親緑の丘」や「緑と花のフェスティバル」といったイベントも催される「つどいの広場」などがあり、目的に合わせて楽しめる環境となっている。

園内には博物館のほかにも「森のホール21(松戸市文化会館)」があるなど、公共施設も充実している
園内には博物館のほかにも「森のホール21(松戸市文化会館)」があるなど、公共施設も充実している

園内には喫茶や食事ができる「里の茶屋」も備えられている。名物の「茶屋カレー」をはじめ、そばやうどん、いのししハンバーグにおでんなど多彩な食事を楽しめる。「木もれ陽の森」は自然の中での野外活動を通じて、「自然を知り、自然に学び、自然を生かす知恵ある暮らし」を考えることを目的に整備された。アウトドアセンターでは、緑に囲まれた約9,000平方メートルの敷地でバーベキューをすることができる。「アウトドアセンター受付棟」では食材の販売、用具のレンタルサービスも行っている。

「21世紀の森と広場」入口
「21世紀の森と広場」入口

園内の一部エリアでは、犬と一緒に滞在することも可能だ。リードを繋いだ状態であれば南口からつどいの広場へのルートと、つどいの広場のエリアで愛犬と過ごすことができる。利用時間は9時から16時30分までとなっている。このエリアに暮らす際には、散歩コースの定番になりそうだ。

21世紀の森と広場
所在地:千葉県松戸市千駄堀269 
電話番号:047-345-8900(管理事務所)
開園時間:9:00~17:00(7/21~8/20 7:00~18:30、8/21〜8/31 7:00~17:00、11月~2月末 9:00~16:30)
休園日:年末年始(12/30~1/1)
https://www.city.matsudo.chiba.jp/shiset..

詳細地図

あわせて読みたい。関連ページ