恵まれた生活利便と豊かな自然を併せ持ち、充実の子育て支援でファミリーに注目される四街道市もねの里エリア
自然と都市機能が調和する四街道市
千葉県北部に位置する四街道市は、千葉都心から約10キロメートル、東京都心から約40キロメートルにあることから、大規模住宅の開発が進められてきた。豊かな自然にも恵まれ、快適な暮らしをたのしめる街として注目されている。
四街道という地名は現在の四街道十字路から四方向に街道が延びていたことに由来するといわれている。現在も四街道十字路付近には四方向の地名を記した石碑が残っている。
JR総武線「物井」駅と「四街道」I.C.に近く、ショッピングモールもあるもねの里エリア
もねの里エリアは四街道市の東部、JR総武線「物井」駅の西側に広がる。「物井」駅にはJR総武線の快速も停車し、「千葉」駅までは約15分、「東京」駅にも約50分でダイレクトアクセス可能だ。下り列車には「成田空港」駅行きの電車もあり、飛行機も使いやすい。エリアの西には東関東自動車道の「四街道」I.C.があり、東京都心や「成田空港」方面へ自動車でスムーズにアクセスできる。
エリア内にはショッピングモール「もねの里モール」があり、スーパーマーケット「ヨークマート もねの里店」や家電量販店「ケーズデンキ 四街道店」などがそろう。「もねの里モール」に隣接して、ホームセンター「ホームプラザナフコ四街道店」、ドラッグストア「ウエルシア四街道もねの里店」などもあり、多彩な買い物を1か所で済ませられるのも便利だ。
緑を保全し、生活利便も維持する計画の四街道市都市マスタープラン
2024(令和6)年度内をめどに策定を進めている新たな『四街道市都市マスタープラン』の案では、もねの里エリアを含む「千代田地域」の将来像を「多様な人々がつながり交わう みどり豊かなまち」とし、多くの人がつながりを持て、住み心地がよい街、地域の産業や農産物を活用する街を目指すとした。
もねの里エリアなど市街化区域では、自然環境を活かし、緑を保全しながら、道路などインフラ整備を進めるとしている。また、「物井」駅周辺は「周辺市街地等の核」と位置付け、日常生活に必要なショッピング施設などを配置する。
エリア一帯は区画整理により計画的に街づくりが行われた閑静な戸建て住宅街で、子どもの遊び場に適した公園も多い。とくに「物井さとくらし公園」は開放的な広場に遊具も多く、子どもに人気を集めている。
これらにより、もねの里エリアの恵まれた住環境と充実した生活利便は今後も維持されると考えられる。
四街道市は豊富な子育て支援も魅力
四街道市は「四街道市みんなが笑顔のまち子ども条例」を制定し、子どもが健やかに成長できる街を目指している。子育て支援が充実していることから、子育てファミリーにも人気だ。
子ども医療費助成は18歳の年度末までが対象となり、所得制限もない。中学生までと高校生の調剤の窓口負担は必要なく、高校生の通院1回300円、入院は1日300円で利用できる。また、妊娠届出時の面談後に申請すると妊婦1人につき5万円、出生後に赤ちゃん訪問面談後の申請で子ども1人につき5万円が支給される。
認可保育園や小規模保育施設など保育施設の整備を進め、待機児童対策も積極的に実施。保育施設等待機児童数はゼロだ。四街道市は共働きファミリーにも住みやすい環境が整っているといえるだろう。
四街道市では新たな暮らしへのサポートも充実する。親・子・孫が三世代で同居または近隣で暮らすために住宅を新築、購入する際は「四街道市三世代同居・近居住宅支援事業補助金制度」で経費の一部が補助される。また、「結婚新生活応援事業補助金」では、結婚を機に新たな生活を始める場合は、新居の購入費や引越費用などの一部を補助している。
ファミリー層の転入率が高く、人気上昇中の四街道市
このような取り組みにより、四街道市ではファミリーが増加している。四街道市の人口は2025(令和7)年現在約9万6千人で横ばいが続いている。転入はファミリーが約7割と多く、とくにもねの里エリア周辺では30~40代のファミリーの転入が多いという。
合計特殊出生率も1.50と、全国の1.33、千葉県の1.27より高い。この結果、年少人口の割合は千葉県内で5番目に多くなっており、子育て世帯に人気のある街と言えそうだ。
緑豊かな閑静な環境で、生活利便にも恵まれたもねの里エリア。ここは、四街道市の充実した子育て支援も享受でき、ファミリーの暮らしにぴったりの街となっている。