新規転入の約7割が若いファミリー層の四街道市!「四街道市 健康こども部」が行う子育てしやすい手厚い支援とは
豊かな自然が育む絶好の環境と便利な生活施設が調和する四街道市。都心へのアクセスもよく、人気の都市だ。新興住宅地であり現在ファミリー層が増加している四街道市は、家族全員が快適に暮らせる環境が整っている。
実際に住んでいる子育て世帯から高い満足度を得られている四街道市のさまざまな施策を伺うべく、「四街道市 健康こども部」の「子育て支援課」と「保育課」の皆さまに、子育て支援を中心にお話を伺った。
「暮らしやすく、子育てしやすいトカイナカ」の四街道市
——「子育て支援課」では、普段どのような業務を行っていますか。
三宅さん:市民の皆さまの子育て、心や体の発達、学校生活、いじめ、虐待など子どもに関するさまざまな相談に応じるとともに、支援が必要な家庭への面接や電話対応、訪問などを行っています。
また、次代の社会を担う児童の健全な育ちの支援や、子育て世帯の経済的負担の軽減を図ることを目的に、児童手当の支給や医療費の助成を行っています。
さらに、ひとり親家庭に対する児童扶養手当の支給をはじめとするさまざまな事業を実施しています。
——四街道市の転入者の割合を見ると、約7割が若いファミリー層であると拝見しました。また、子育て世帯向けのアンケートの結果も、8割が子育てしやすい街と回答しています。この満足度の高い結果はどのような点にあると思われますか。
三宅さん:四街道市は都心から40キロメートル圏内に位置し、都市と自然が調和した住宅都市として発展してきました。「四街道」・「東京」駅間は特急で最短30分、「四街道」・「成田空港」駅間は最短28分で行き来でき、交通のアクセスが良好です。
三宅さん:また、住宅地のすぐ近くにホタルが生息するような里山などの緑豊かな自然が溢れ、バランスの取れた住環境が転入してくる子育て世帯に評価されているのだと考えています。都会と田舎の両方の”いいとこ取り”ができる「トカイナカ」であることこそ、四街道市最大の魅力です。
子育て支援が充実する四街道市のさまざまな施策とは
——子育て支援の取り組みで現在特に力を入れていることについて、お聞かせください。
三宅さん:中学校3年生までの子ども医療費を無料にしています。所得に応じて個人負担が発生する市が多い中、四街道市は無料としています。高校生も非課税世帯なら無料です。他市に比べても手厚い制度だと思いますので、今後も同支援策を維持しながら四街道市の魅力の一つとしてPRできるよう取り組んでいきたいと考えております。
——ひとり親家庭に対する支援を教えてください。
三宅さん:ひとり親家庭等支援制度というのがありまして、児童扶養手当やひとり親家庭等医療費等助成を実施しています。
こちらの制度は全国的に展開されていますが、四街道市ではそれ以外に、ひとり親家庭等学習支援事業を行っています。中学生を対象にした無料の学習支援で、地域の塾などに委託して学習習慣の定着や受験に向けた学習を支援し、児童扶養手当受給世帯または同等の所得水準にある世帯の中学生を対象としています。国・数・理・社・英の中から好きな科目をひとつ選んでもらい、上限30名の中で上級生を優先として厳正な抽選の上で実施しています。
また、ひとり親家庭の子どもの進学を応援するため、大学等の受験料や模擬試験の補助を今年から始める予定です。
——保育事業についてはいかがでしょうか。
塚本さん:全国的に少子化が進んでいる中、四街道市の保育事業はいまだ高い需要がありますので、その需要に応えられるよう、適宜受け皿の整備を進めています。今年度においては、「四街道市立四和小学校」敷地内に3か所目の学童保育専用施設を建設する予定です。
——市内には各地に「子育て支援センター」がありますが、こちらの施設はどのような施設でしょうか。
塚本さん:子育て支援センターでは、地域子育て支援拠点事業を行っています。この事業は、子育て中の親子が気軽に集い、相互交流や子育ての不安や悩みを相談できる場を提供するものです。
また、地域の子育て関連情報の提供や、子育て及び子育て支援に関する講習などを行っています。民間の施設に市から補助を出し、運営してもらっています。事業所ごとにさまざまな講習があります。例としましては、ベビーマッサージ、子どもと楽しく遊ぶ勉強会などのプログラムを実施しています。
——その他にも、子育て世帯にとって利用しやすい施設、おすすめの施設があれば教えてください。
三宅さん:市内に2か所ある「児童センター」がおすすめです。「総合福祉センター」と「南部総合福祉センターわろうべの里」の建物内にあり、健全で安心して遊べる場所として、地域の子ども達や保護者の皆さんから親しまれており、0歳から年齢に応じたさまざまなプログラムが用意されています。2024(令和6)年度は延べ55,488人に利用していただきました。
塚本さん:また、市役所内のファミリー・サポート・センターにて、子どもの預かりについてのマッチング事業を実施しています。
その他にも市内の保育所等のうち7か所で一時預かり事業を行うなど、育児疲れや急な用事に対応するための保育事業が充実しています。
——今後、注目すべき子育て支援の取り組みや、推進していきたい制度などはありますか。
三宅さん:2025(令和7)年4月からこども計画(計画期間2025(令和7)年度~2029(令和11)年度)がスタートしました。計画の中では子ども医療対策事業をはじめとする、こどもの権利の周知啓発、こどもの意見表明の環境づくりなど計148の施策を定めております。
「こどもまんなか社会」の実現に向け、子どもに関する施策を実施する際には、これまで以上に子どもの声に耳を傾け、子どもから意見を聴取する機会の確保に努める環境づくりについて、取り組んでいきたいと考えています。
豊かな自然がたくさん! 四街道市のおすすめスポットは?
——子育て世帯におすすめのスポットや施設はありますか。
三宅さん:「物井さとくらし公園」がおすすめです。駐車場台数が4台と少なめですが、JR「物井」駅から徒歩10分ほどの場所にあるため、公共交通機関を利用したアクセスも良好です。芝生と砂地の広場があり、特に迫力満点のローラースライダーや色々な遊び方のできる複合遊具があります。自然環境に恵まれた広い敷地も魅力で、散歩やテントを張ってピクニックをする姿も良く見られ、幅広い世代の方が利用できる憩いの場となっています。
——豊富な自然を活かした「四街道プレーパーク」と呼ばれる子どもたちの遊び場がありますが、どのようなものでしょうか。
三宅さん:「四街道プレーパーク」は「皇産霊(みむすび)神社」の近くのどんぐりの森で開催しています。プレーパークは子ども達の自主性や冒険心を育くみ、子ども達が生き生きと成長できる遊び場、居場所として親しまれている施設です。具体的には木登り、穴掘り、工作、水遊び、どろんこ遊びなど、自然の中で体を使って遊ぶことができる場所です。
また、こちらに来られない方たちのために5か所で出張プレーパークを開催しており、2024(令和6)年度は出張プレーパークでの開催も含めて延べ6,407人が来場しました。
——他におすすめスポットはありますか。
相澤さん:「たろやまの郷」は、市民団体で構成するたろやま会と協働して保全に取り組んでいる里山で、里山環境に適した希少な動植物が生息・生育しています。散策を楽しめる他、田植え体験や自然観察会も行っており、夏にはホタルを見ることもできるんですよ。
塚本さん:「千代田近隣公園」は自然に溶け込んだような大きい公園です。このような公園が市内にはいくつかあります。都会と田舎の側面を持つ「トカイナカ」である四街道市は、田舎の部分をうまく活かしている場所がたくさんあります。
——最後に、これから四街道市へ住むことを検討されている皆さまにひと言お願いします。
三宅さん:四街道市は都会の便利さと、田舎の素朴さをバランスよく備えているため、都心までの快適なアクセスや緑豊かな自然を享受することができます。また、医療費は中学生まで無料、高校生も非課税世帯なら無料、課税世帯でも窓口負担300円のみと家計に優しく、街全体がコンパクトなため、市内にある多くの公共施設や商業施設などに簡単に訪れることができます。
自然も買い物も満喫、通勤にも便利で、教育環境も整った四街道市で暮らしてみませんか?

四街道市 健康こども部
子育て支援課 三宅さん
保育課 相澤さん、塚本さん
所在地:四街道市鹿渡無番地
電話番号:043-421-2111(代表)
URL:https://www.city.yotsukaido.chiba.jp/
※この情報は2025(令和7)年4月時点のものです。