千年にわたる下総国の鎮守様

葛飾八幡宮

葛飾八幡宮
葛飾八幡宮

平安時代からこの地域に暮らす人々の拠り所として、広く親しまれ続けている「葛飾八幡宮」。西暦889(寛平元)年から898(寛平10)年の間に創建され、1100年以上の歴史を持つ。昔、東京・埼玉・茨城・千葉の4県にまたがる「葛飾郡」という大きな郡があったが、「葛飾八幡宮」はその中心に位置し、創建以来朝廷の崇敬も厚く、国司や郡司をはじめとした国民の信仰も広く集めた。

誉田別命(ほむだわけのみこと=応神天皇)、息長帯姫命(おきながたらしひめのみこと=神功皇后)、玉依姫命(たまよりひめのみこと)の三柱をご祭神とし、天然記念物の「千本公孫樹(せんぼんいちょう)」、や、参道の入り口にある「藪知らず」は全国的にも広く知られており、遠方から訪れる参拝客も多い。境内には源頼朝の「駒どめの石」があるほか、「葛飾八幡宮」という名から、「勝つしか」ということで、武運長久、必勝祈願で参拝する者も多いという。

葛飾八幡宮
葛飾八幡宮

国指定天然記念物にも選定されている「千本公孫樹」は、樹齢が約1200年。日本にイチョウの木が入ってきたと言われるのと同時期のため、当時から非常に貴重な木であった。「千本」という名前の由来は、たくさんの樹幹が寄り添うように立っていることから。その昔、雷に打たれて幹が折れてしまったが、それを支えるように周りの樹幹が根を張り、固く結びつき現在の形になったため、縁結びの信仰もあるご神木となっている。また、枝の下のほうに乳房状のこぶができているため、育児守護のご神木としても親しまれている。

葛飾八幡宮
葛飾八幡宮

主な神事や行事は毎年9月に行われる「例大祭」と、3年に1度、10月行われる「八幡祭」。特に「八幡祭」は、神輿の渡御や、露店も多く並び、多くに人で賑わいを見せる。2月の立春後の初めての卯の日に行われる「初卯祭」は、ご祭神である八幡さまのご誕生の日に行われている神事である。湯釜にぐらぐらと湯を沸かし、熊笹の束でその湯をかき混ぜて、東西南北に向けて撒く。湯を浴びた人には、無病息災のご利益があると言われている。

葛飾八幡宮
所在地:千葉県市川市八幡4-2-1 
電話番号:047-332-4488
https://www.katsushikahachimangu.com/

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