「本八幡」駅が最寄駅の市中枢機構

多様な方面から子育て世代を支援する市川市

各地区に点在する多くの子育て支援拠点や、子育て世帯と祖父母世代の同居や近居への助成など、子育てファミリーへのサポートが手厚い市川市。なかでも市の中央部に位置する本八幡エリアは都心へのアクセスもよいうえに、大規模な防災公園が整備されているなど安心な生活が送れる街だ。そんな市川市のこども政策部子育て支援課担当者の方に、市の子育て支援や街の魅力についてお聞きした。

待機児童”ゼロ”の街へ、保育需要の増加に対応

市川市子育て支援課
市川市子育て支援課

――市川市こども政策部として力を入れていらっしゃることはどんなことでしょうか?

担当:2017(平成29)年4月に過去最多となった待機児童の対策として、2018(平成30)年度末までの2年間で約2,000人分の定員確保を目指し、認可保育園や小規模保育事業所の新規開設を進めてまいりました。保育需要の増加も一因ですが、若い子育てファミリー世代が市川市に転入してくださっているということでもあるので、その方々の期待に応えたいと思います。

また児童虐待の予防にも力を入れており、親力スキルアップ講座を開いたり、子育てのヒントを教えてもらえる講演会なども企画しています。乳幼児の赤ちゃん〜就学前までの小さなお子さんが集えるひろばや悩み相談ができる施設もありますし、18歳までのお子さんの子育てに関する相談窓口「子ども家庭総合支援センター」もあり、子育て中の辛さ・悩みを感じたときに駆けこめる場所を用意しています。

子育てファミリーを応援する取り組み

――市川市ならではの特徴的な取り組みにはどんなものがあるでしょうか?

担当:市川市では、親族による子育て支援の推進、出生率の向上、子育て世代の定住促進などを目的に、「子育て世代 同居・近居スタート応援補助金」を助成しています。これは、子育て世帯とその祖父母世帯が同居を開始するとき、また直線距離500メートル以内に引っ越したときに、その住居を購入したり、新築・建て替えたりするときの費用の一部をサポートするシステムです。ちなみに同居には上限100万円、近居は上限50万円の助成で、今年度も多くの方から問い合わせをいただき、制度を利用していただきました。

核家族化が進み、ご近所づきあいも希薄になるなか、両親や親族が一緒にまたは近くに住むことで、子育て中のお父さんもお母さんも心強く感じられると思います。また祖父母世代も孫や子どもの近くに住むことで安心感が得られ、一挙両得です。この取り組みによって子育て世代と祖父母世代の両方が「子育てしやすい」「近くに住んでよかった」と感じてもらえたら嬉しいですね。

――そのほかにも子育てファミリーを応援する事業などはありますか?

担当:子育てに関する情報を集約した子育て応援ウェブサイト「いちかわっこWEB(http://ichikawa.ikuji365.net/)」を運営しています。

いちかわっこWEB
いちかわっこWEB

これは市川市の子育てサポート制度などの行政情報が調べやすくなっているほか、民間のイベント情報なども掲載されている楽しいサイトです。近くのイベントを調べて、遊びに行くのもおすすめです。また、月1回程度、保育士・栄養士からの子育てワンポイントが届くメールマガジンもあります。ぜひご登録ください。

いちかわ子育てガイドブック
いちかわ子育てガイドブック

また市川市の子育て情報をまとめた「いちかわ子育てガイドブック」も隔年で発行しています。何か困ったことがあったときや育児に関して何か調べたいときに、手元に置いておけば安心な冊子です。カテゴリーごとに分けて情報を掲載しているので、必要な情報を探しやすく、子どもの遊び場から緊急時に役立つ情報まで、子育てに役立つ情報が満載です。配布先等、詳しい内容は市公式ページでご覧ください。

市民のサポートで、共に支え合う子育て

――ファミリー・サポート・センターについて教えてください。

担当:これは子育てのお手伝いをしてくださる人(協力会員)と、子育ての手助けをしてほしい人(依頼会員)、子どもを預かってもらうこともあるが、お手伝いをすることもできる人(両方会員)とで会を組織化し、会員同士で子育てをサポートする活動です。協力会員さんは子育てを一段落したシニアやシルバーの方々が多いのですが、実は「子育て中だけど、自分の子どもと一緒に遊ばせてます」という方が意外と多いんです。

預けられるお子さんからしてもお友だちと遊んで待っていられるので楽しいですし、預かる方も人のお子さんを預かってみると新たな発見があったりして、とてもよい機会になっていると思います。ひと昔前は「預け・預けられ」の関係が自然にありましたが、今はお互い遠慮して預け合いはあまりしないですよね。この活動を通して“お互いさま”の気持ちが生まれたり、異世代との交流ができたり、子育て中のお母さん・お父さんのお付き合いの輪が広がればいいなと思っています。

――いちかわ子育て応援企業の認定もされているのですね。

担当:はい。これは市川市に事業所がある企業で、子どもの企業見学や親子イベントの主催、託児室、授乳コーナーの設置など、子育てファミリーにやさしい企業を募集し、諸条件をクリアしている企業に対して「いちかわ子育て応援企業」に認定しています。例えば病院での看護体験や企業内見学、お寺での親子イベントなどを企業や法人が実施してくださり、多くの親子が参加しています。

市川市内どのエリアでも安心して子育てができる環境を実現

――地域の子育て支援拠点も充実しているそうですが、本八幡エリアにもありますか?

担当:もちろんです。市川市は縦に広い市ですので、どの地区でも行かれる拠点があります。0〜3歳までのお子さんと保護者、妊婦さんが集える場「親子つどいの広場」や、0歳〜就学前のお子さんと妊婦さんが集まれる「地域子育て支援センター」、そして18歳未満の児童が広く集う「こども館」など、いろいろな種類の子育て支援拠点があります。

例えばこども館は、赤ちゃんから高校生まで市内に住む18歳未満の子どものための遊び場ですが、なかでもコルトンプラザ近くにある中央こども館はとても大きく、1階プレイルームでは、ミニバスケや卓球などの軽スポーツが楽しめたり、2階造形スタジオでは、粘土や簡単な工作が楽しめます。また、 乳幼児専用コーナーには、赤ちゃん広場やブロック、絵本やままごとコーナーなどがあります。もっと小さなお子さんだけの親子つどいの広場も葛飾八幡宮内にあるので、親子で交流するスペースでのんびりとくつろいでもらったり、雨の日でも一緒にお出かけすることができます。

子育て中のお母さんたちが集まれる場所を歩いて行ける距離につくることで、お出かけのきっかけにしてもらいたいと考えています。また同じ年齢の子どもを持つ仲間をつくったり、悩みを話してスッキリしたり、少しでも子育てを楽しいと感じてもらえたら嬉しいですね。また自宅にお友だちを呼ぶのはちょっぴり敷居が高いですが、こういった場所で待ち合わせをして一緒に遊べばお互い遠慮なく集まれます。どんどん有効に活用してもらって、子育てを楽しんでもらいたいというのが私たちの願いです。

こども館資料
こども館資料

子どもの暮らしも大切に。本八幡での暮らし

――最後に本八幡エリアの子育て環境の魅力について教えてください。

担当:JR線・京成線・都営新宿線と多くの路線が通っており、東京へのアクセスも抜群で、市役所の本庁舎もあり、市民生活の中心でもある本八幡エリア。小児科も多くあり、また、急病診療所など、夜間や休日の診療ができるところもあるので安心です。駅から少し離れればすぐに住宅街になるため、落ち着いて子育てすることも出来ます。便利さと住みやすさの両方を兼ね備えた街ではないでしょうか。

本八幡駅
本八幡駅

エリアの南側にある「大洲防災公園」には、様々なイベントが行われる中央広場や大きな芝生広場があり、公園内のピクニック広場ではバーベキュー(要予約)をすることができ、ご家族で楽しめる大規模な公園となっています。また防災公園ですから、災害時に一時避難場所・緊急輸送などの中継地点として機能もしますし、かまどベンチなどが整備されていて、いざというときにもとっても安心です。

このほかにも本八幡エリアには、ミニプールのある公園が多く、夏場には小さなお子さんがいる家族でいつもにぎわっています。 このように利便性もよく、子どもにも優しい本八幡エリアは、市川市のなかでも子育てしやすい地区でもあります。新たに住む環境として、検討していただけたら嬉しいです。市役所の職員一同でお待ちしています。

市川市子育て支援課
市川市子育て支援課

市川市こども政策部子育て支援課

所在地 :千葉県市川市八幡3-4-1 アクス本八幡2階
電話番号:047-711-0677
URL:http://www.city.ichikawa.lg.jp
※この情報は2019(平成31)年3月時点のものです。