Brasserieしんかわ
地元が誇る老舗の名店として知られる「割烹新川」。見事な日本家屋の中、庭を望むシチュエーションでいただく、鰻を中心とした日本料理店だ。そして、その同じ建物内にあるのが「Brasserieしんかわ」。ここは本格的なフランス料理が楽しめると評判の店だ。
季節を感じる装飾が施された玄関を入ると、向かって右側が「割烹新川」、左側が「Brasserieしんかわ」に。小さな階段を上がると見事な庭園が見えてくる。その横には広い和室があり、骨董品などの調度品が置かれる和室でフランス料理が楽しめるのだ。この雰囲気に胸の高鳴りが隠せない。
この店を取り仕切るのは、今窪史郎さんだ。創業125年の割烹店に生まれ、兄は「割烹新川」を引き継ぎ、史郎さんはフランス料理の道に。料理の専門学校を卒業すると高級西洋料理の名店「アラスカ」で修行、その後都内や横浜のホテル、大手外食企業などで研鑽を積んだフレンチのシェフだ。
調理人ひと筋23年の史郎さんが創り出す料理は、フレンチでありながらどこか和のテイストを感じさせる。コンセプトは、お箸でいただけるフレンチ。この日の前菜は、マジャク(アナジャコ)のフリットや、ヒラメの昆布しめにカツオと昆布とトマトのコンソメのジュレなどが黒塗盆で提供され、和とフレンチが見事に融合していた。
こだわりの食材は地元の新鮮野菜。地元の農家と契約、旬のいちばん美味しいもので調理する。「献立は野菜から考える」と話す通り、どの皿にもふんだんに野菜が使われていて、とても美しく見事な味わいだ。記念日や慶弔などに使われることも多いというのも納得のとっておきのフランス料理店だ。
Brasserieしんかわ
所在地:千葉県流山市西深井805
電話番号:04-7196-7633
営業時間:11:30~14:00、17:30~21:00
定休日:月曜日
https://www.facebook.com/Brasserieshinka..