流山市運河エリアNAGAREYAMA-UNGA

水辺のオアシス

運河水辺公園

のんびり散歩にぴったり
のんびり散歩にぴったり

小さな利根運河の両側を整備した公園で、地元の人たちの水辺のオアシス。河川管理者の国と流山市の共同事業で、設計はオランダ人の技師ローウェンホルスト・ムルデル氏。園内にはムルデル氏の石碑や手水石などが配される、利根運河を中心とした細長い公園だ。

春は桜並木がきれい
春は桜並木がきれい

利根運河は1890(明治23)年に、利根川と江戸川を結ぶ運河として開通。日本初の西洋技術を用いた運河としても知られる。運河は地形に沿って建設、歴史的に貴重なもので、これまでに土木学会の「選奨土木遺産」、経済産業省の「近代化産業遺産」など、多数の遺産認定を受けている。

春の風物詩、利根運河の「こいのぼり」
春の風物詩、利根運河の「こいのぼり」

運河水辺公園の春の風物詩となっているのが、こいのぼりだ。運河の両岸から吊るされた色とりどりのこいのぼりは、市民の寄付などによって集められたもの。4月の中旬からゴールデンウィークまで掲げられ、朝市やワークショップも開催、賑わいが見られる。

整備された遊歩道
整備された遊歩道

面積は約2.4haと広いが、大きな駐車場や多彩な遊具があるわけでもない。施設はトイレひとつと滑り台1機のみだ。それでもこの公園が地元で愛されているのは、歴史ある運河を心地よく歩ける遊歩道や、整備された土手の傾斜に座りのんびりと過ごせるからだ。春には約130本のソメイヨシノが咲き、ライトアップもされる。地元に密着した水辺のオアシスだ。

運河水辺公園
所在地:千葉県流山市東深井368-1 
https://www.city.nagareyama.chiba.jp/ins..

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