下総中山に暮らすSHIMOUSA-NAKAYAMA areaguide

住宅地として人気を集め、地価上昇中の市川市内で「中山法華経寺」の潤いと生活利便に恵まれた下総中山エリア

東京都隣接で深い歴史を持つ市川市

市川市は千葉県の西部に位置し、江戸川を挟んで東京都と面している。大化の改新以降、下総国国府が置かれ、政治や文化の中心として発展してきた深い歴史のあるエリアだ。また、交通と水運に恵まれた地でもあった市川は、古くから人と物が行き交う活気あふれる拠点となり、江戸時代には渡し船の定船場になると、その後関所も整備され、さらなる発展を遂げて物流の中心となった。渡し場は「市川の渡し」として地域住民の重要な交通要所となった。

「鬼高遺跡公園」
「鬼高遺跡公園」

東京都心から15km圏と近いこともあり、明治時代末期から大正時代には別荘地や邸宅街が開発される。

緑に恵まれた環境は文人に愛され、永井荷風や幸田露伴、北原白秋などが暮らしていた。昭和初期には教育施設の進出が相次ぎ、文教都市という機能も併せ持つようになる。

住まいの場として人気を集める市川市

2020(令和2)年に市川市が行った『市民意向調査』によると、「これからも市川市に住み続けたいと思いますか」という質問に対して71.6%が「そう思う」「ややそう思う」と答えていた。また、「市川市は快適な暮らしのあるまちだと思いますか」という質問に対しては60.7%が「そう思う」「ややそう思う」と回答した。この結果から、市川市民は交通アクセスや生活利便、住環境に満足していると考えられる。

「これからも市川市に住み続けたいと思いますか。」に対する回答結果(令和2年度 市民意向調査報告書より引用)
「これからも市川市に住み続けたいと思いますか。」に対する回答結果(令和2年度 市民意向調査報告書より引用)

このような背景もあり、市川市の人口は増加中だ。市川市の2014(平成26)年の世帯数は224,124世帯、人口は472,338人であったが、2023(令和5)年には世帯数が249,520世帯、人口が497,394人に増えた。2023(令和5)年の住宅地の基準地価上昇率は千葉県内で市川市がトップというデータからも、その人気が伺える。

市川市は全力で子育てを応援

「市川市立鬼高小学校」でも給食費が無償に
「市川市立鬼高小学校」でも給食費が無償に

市川市は「いちかわ発子育て未来プロジェクト」として、様々な子育て支援を行っていることも特徴だ。例えば、第2子以降の子どもの保育料や市川市立の小中学校の給食費を所得に関わらず無償化している。

また、医療費助成は2023(令和5)年から高校生までが対象となり、1か月あたりの医療費自己負担額に上限が設けられた。

さらに、子育て世代の住み替え支援とシニア世代の持ち家の空き家化を防止するため、50歳以上のシニアの持ち家を借り上げ、子育て世代などに貸し出す取り組みも行っている。

市川市の中心地、中部地域

2004(平成16)年に策定された『市川市都市マスタープラン』では「ともに築く 自然とやさしさがあふれる 文化のまち いちかわ」を将来都市像とし、歴史や文化、自然を活かした街づくり、都市基盤や交通アクセスの整備などを進めることとしている。さらに市内を4地域に分け、地域の特性に合わせた街づくり方針を示した。

日蓮宗の総本山「中山法華経寺」など自然や文化も豊か
日蓮宗の総本山「中山法華経寺」など自然や文化も豊か

中部地域は市川市の西側、江戸川に面して広がる。「市川市役所」を擁する市川市の中心地で、「市川」駅や「本八幡」駅などもあり東京都心方面へのアクセスも良い。『市川市都市マスタープラン』では中部地域について、各駅周辺で再開発などによりショッピング機能や文化機能の充実を図り、江戸川などの自然を活かした街づくりを進めるとしている。これにより、中部地域では今後も生活利便と恵まれた住環境を併せ持つ街の維持が期待される。

潤いある「中山法華経寺」の門前町が広がる下総中山エリア

下総中山エリアは中部地域の東側にあたり、船橋市と接している。下総中山エリアは鎌倉時代に開かれた日蓮宗の大本山「中山法華経寺」の門前町として発展した。「下総中山」駅から「中山法華経寺」にかけての参道沿いには今も趣豊かな街並みが広がる。中部地域でも下総中山エリアは「市川」駅や「本八幡」駅周辺とは対照的に穏やかな住環境が魅力だ。

一方で下総中山エリアの南西にはスーパーマーケット「ダイエーいちかわコルトンプラザ店」をはじめ多くの専門店が入り、シネマコンプレックス「TOHOシネマズ市川コルトンプラザ」を併設する「ニッケコルトンプラザ」がある。「ニッケコルトンプラザ」の隣には「市川市立中央図書館」や「中央こども館」などを併せ持つ複合公共施設「メディアパーク」も立ち、ファミリーが暮らしやすい環境だ。

JR総武線「下総中山」駅(北口)
JR総武線「下総中山」駅(北口)

「下総中山」駅からJR総武線に乗れば「秋葉原」駅や「新宿」駅などにダイレクトアクセス可能。

「市川」駅で快速に乗り換えれば「東京」駅方面にもアクセスしやすい。京葉道路の「京葉市川」I.C、外環自動車道の「市川中央」I.Cや「市川南」I.Cも近く、高速道路にもスムーズにアクセスできる。

住宅地として人気の市川市内でも穏やかな街並みが広がり、買い物や交通アクセスなど生活利便にも恵まれた下総中山エリアはファミリーをはじめあらゆる世代が快適に暮らせる街と言えるだろう。

住宅地として人気を集め、地価上昇中の市川市内で「中山法華経寺」の潤いと生活利便に恵まれた下総中山エリア
所在地:千葉県市川市 

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