交通・生活の利便性に優れた下総中山の子育て・住環境レポート
乗り換え駅として多くの人が利用する「本八幡」駅と「西船橋」駅に挟まれたJR総武線「下総中山」駅周辺は、両駅の喧噪から離れた静かな住環境が魅力。駅前には便利な商業施設が集まり、日々の食料品、日用品の買い物には困りません。京成線や隣の「西船橋」駅の利便性も享受でき、さらには京葉市川インターチェンジも近く、多方面へのアクセスに優れています。メジャーなエリアではないものの交通・生活における利便性の高い同エリアを歩き、気になる住環境をレポートします。
市川市最大級の商業施設を日常使い出来る立地
まずは南口の大型商業施設を確認しましょう。ひとつは駅から徒歩9分の「ニッケコルトンプラザ」。「ニトリ」「ノジマ」「ロフト」「無印良品」「GU」「セリア」「トイザらス」「ユザワヤ」など人気店に加え、映画館やレストラン街もあり、大抵のものがそろいます。もうひとつは県道283号沿いにある地域密着の「SHOPS」です。「ニッケコルトンプラザ」に比べれば規模は小さいものの、「コープ市川」をはじめホームセンターやスポーツ用品店などが入っていて、使い勝手のいい商業施設です。「マクドナルド」「ケンタッキー」「リンガーハット」など手頃な飲食店が多いのも魅力的。
283号沿いには「市川地方卸売市場」もあり、第2・第4土曜日に開催される「いちかわごちそうマルシェ」では、全国から新鮮な野菜や果物をはじめ、こだわりの加工食品などが集まり、地元や遠方から訪れる方々で大いに盛り上がります。
中核店舗は「ダイエー」
駐車場が無料!
駅周辺の住環境とアクセス性
次は駅周辺の買い物施設をチェック!高架下に24時間営業のスーパー「西友 下総中山店」もあれば、ファストフード店などが入る「プラザなかやま」、スーパーマーケット「マルエツ」やスポーツジム、各種クリニック、100円ショップ、学習塾などが入った「ミレニティ中山」といったショッピングモールもあり、非常に便利です。その一方で居酒屋などは少なく、静かで落ち着いた雰囲気なのもいいですね。
隣の「西船橋」駅で乗り換えれば2023(令和5)年3月開業の新駅「幕張豊砂」駅も近く、駅前の「イオンモール 幕張新都心」や「コストコホールセール 幕張倉庫店」を気軽に利用できます。「南船橋」駅で降りれば、「ららテラスTOKYO-BAY」や「IKEA Tokyo-Bay」など郊外型の大型商業施設も利用できる、実に便利な立地です。
電車のアクセスが良いため生活に不便はありませんが、近くに京葉道路が通っているのでカーアクセスも良い環境といえるでしょう。
コンパクトで使いやすい!
便利な商業施設が集積
公園や自然環境なども豊か
のんびり散策できる場所や静かに心を落ち着けられる場所も大事です。まずは駅の北側を歩いてみましょう。こちら側には鎌倉時代から日蓮宗の大本山である「中山法華経寺」とその門前町が広がっています。日蓮聖人の難儀を救ったとされる鬼子母神が守護神として広く信仰を集め、正月や節分には多くの参拝客でにぎわいます。山号を「正中山(しょうちゅうざん)」といい、地名「中山」の語源ともいわれています。
山門をくぐった参道の両脇には同寺ゆかりの寺が並び、歴史散策を楽しめます。近くにはカフェが併設された洋館「市川市東山魁夷記念館」もあるので、お参りのついでに立ち寄ってみてはいかがでしょうか。
南側には「大堤南公園」「鬼高遺跡公園」「桂の木公園」といった公園が点在。さらに南下すれば江戸川沿いにグラウンドや緑地が整備された河川敷が広がり、土手の上にはジョギングやサイクリングにうってつけの道が延びています。大人も子どもものびのび過ごせるファミリー向けの環境と言えるでしょう。
国の重要文化財が
多く残る名刹
休日は少年野球などで
にぎわう
市の子育て支援施設、保育園&幼稚園
子育て世帯にとっては子どもの遊び場や預け先もに気になるところ。市川市には3歳までの子どもと保護者が利用できる「親子つどいの広場」、未就学児と保護者を対象とした「地域子育て支援センター」、18歳未満の子どもが過ごせる「こども館」などの子育て支援施設が用意されています。「下総中山」駅近くだと、「市川市生涯学習センター(メディアパーク市川)」内にある「中央こども館」、住宅街に立つ「田尻こども館」があります。
「下総中山」駅から徒歩10分の「船橋市立本中山保育園」は月曜~土曜日の午前7時~午後7時まで開所。園庭が広く、隣には公園もあるので外遊びでしっかり体を動かせます。幼保連携型認定こども園「鬼高幼稚園」では地域の妊産婦や乳幼児を持つ保護者に向けて、育児相談や育児講座の利用といった子育てを支援事業を行っていて、一時預かりや園庭開放も実施しています。
「ニッケコルトンプラザ」から
すぐ
月~土曜日の7時から
午後7時まで開所
公立小学校および中学校も近くに
「下総中山」駅近くには、公立の小中学校もあります。「市川市立鬼高小学校」は市内でも指折りの大規模校で、計837名(2024(令和6)年4月9日現在)の児童数が通学。「5つの鍵」として「花いっぱい」「歌いっぱい」「読書いっぱい」「スポーツいっぱい」「あいさついっぱい」を大事にしており、さまざまな活動が活発に行われています。
鬼高小から少し南に歩いたところには「市川市立第六中学校」があり、「やさしく たくましく 生きる人間に成長しよう」を教育目標に掲げるとともに、学校生活の3つの約束として「誰もが過ごしやすい環境をつくる」「誰もが学びやすい環境をつくる」「社会に通用するスキルをみにつける」という「六中スタイル」を意識して日々過ごしています。
真間川の近くに立つ
部活動が盛ん
隠れた名店がひしめくグルメエリア
素敵な個人店を多く見かけたので、最後は気になった飲食店をまとめてご紹介します。住宅街の中にある「旬彩パスタ padellatura(パデラトゥーラ)」は、普段使いに重宝しそうなイタリアン。パスタを中心に肉料理やケーキなどを楽しめます。真間川のほとりにあるインド料理レストラン「Robin’s Indian Kitchen(ロビンズインドキッチン)」でも、本格的な味を気軽にいただけます。少し贅沢なディナーを満喫したいときは「やきとり 鳥はし」へどうぞ。細い路地にある隠れ家的な店で、メニューはおすすめコース一択。落ち着いた店内で、京紅地鶏を使った焼き鳥と季節の逸品を日本酒やワインと一緒に楽しめます。
スイーツ店も充実。手頃な価格でハイクオリティのケーキが買える「Patisserie Detour(パティスリー デトゥール)」、材料の配合にこだわった焼き菓子専門店「Les pâtisseries de Yumi(レ パティスリー ド ユミ)」など、多彩な店が目白押しです。日本初のフランス菓子専門店「ルコント」や高級フレンチレストラン「ジョエルロブション」で働いていたパティシエが腕を振るうフランス菓子の「JEAN PAUL THIEBAUT」、2023(令和5)年に駅前にオープンしたキューブパンやフォッカッチャサンドが人気の「CRAFT BAKERS 下総中山本店」は、イートインも可能。
グルメな人は、まずはスイーツ店めぐりに訪れても良いかもしれません。
予約必須の人気店
種類豊富な
フランス菓子が並ぶ
発見ポイント!
- (1)乗り換え駅が近く、京成線も使え、アクセスが良い
- (2)小型スーパーから大きなショッピングモールまで商業施設がいろいろある
- (3)「中山法華経寺」の存在が、街に落ち着きや穏やかさをもたらしている
交通・生活の利便性に優れた下総中山の子育て・住環境レポート
所在地:千葉県船橋市