浦安市 高齢者福祉課 インタビュー

アクティブシニアの充実したライフスタイルを叶えてくれる浦安市

全国でも高齢化率が低く若いまちといわれている浦安市。浦安版”ネウボラ”(助言の場)に象徴されるような子育てしやすい街としての魅力が広く知られる一方で、高齢者向けの福祉サービスも充実しているためシニア世代からも支持をあつめている。今回は浦安市福祉部の「高齢者福祉課」を訪れ、浦安市が取り組む高齢者向けの施策や”アクティブシニア”と呼ばれる高齢者の取組みの実際などについてお話を伺いました。

福祉サービスの給付や老人クラブの育成を支援する「高齢者福祉課」

「浦安市役所」
「浦安市役所」

――高齢者福祉課の業務内容について簡単に教えてください。

担当の方:浦安市では、高齢者に関する業務の窓口として「高齢者福祉課」「高齢者包括支援課」「地域包括支援センター」「介護保険課」の4つがあり、私ども「高齢者福祉課」では、福祉サービスの給付及び支援に関することや老人福祉施設に関すること、老人クラブの育成及び助成に関することなどを担当しています。

ひと口に高齢者と言っても、必要とされる行政サービスは高齢者一人ひとりの状態によって大きく異なります。 今回は”アクティブシニア”と呼ばれる元気な高齢者に向けた行政サービスを中心にお話しさせていただきます。 まず浦安市には、「ベイシニア浦安」と呼ばれる老人クラブの連合会があります。現在、市内に50の老人クラブがあって、おおむね60歳以上の方が会員として入会し、さまざまな活動を行っています。アクティブに活動されるシニアの方をイメージしてパッと思い浮かぶのは、この老人クラブの活動ですね。

創立より55年を迎える老人クラブの連合会「ベイシニア浦安」

老人クラブの連合会「ベイシニア浦安」
老人クラブの連合会「ベイシニア浦安」

――「ベイシニア浦安」の概要また老人クラブの活動について詳しく教えてください。

担当の方:「ベイシニア浦安」が創立したのは1964(昭和39)年で、2019(令和元)年に創立55周年を迎えました。これは55周年の記念特集号として発行した冊子ですが、そのときよりもクラブ数が1つ増えて、現在は50クラブ、会員数は3,398名(平成31年4月1日現在)にのぼります。

浦安市の老人クラブは、お住いの地域を超えて自分のやりたい活動に参加できるというのが特色のひとつで、パークゴルフやグラウンド・ゴルフといったスポーツから、囲碁、将棋、踊りやカラオケ、伝統芸能など多彩な活動が行われています。 老人クラブの活動は、主に、ご自身たちが楽しむ「生活を豊かにする楽しい活動」と、自分たちの力を地域に役立てようという「地域を豊かにする社会活動」という二つの大きな柱があります。後者では例えば、地域にいる寝たきりの人を訪問して在宅福祉を支える友愛活動ですとか、地域の伝統芸能を次の世代に伝える伝承活動などもそれに含まれます。

スポーツ大会や囲碁・将棋大会など年間を通じて数多くのイベントを開催

老人クラブの活動について
老人クラブの活動について

――「ベイシニア浦安」が主催するイベントなどはありますか?

担当の方:「ベイシニア浦安」の健康カレンダーという年間の行事予定表があります。4月の定期総会にはじまり、5月はパークゴルフ、ゲートボール、グラウンド・ゴルフなどのスポーツの大会が行われ、6月は囲碁・将棋大会、7月は地域の清掃など社会奉仕活動もあり、一年を通じて数多くの行事、イベントが行われています。

また地域の老人クラブごとの活動も活発に行われており、踊りやコーラスなど芸能活動を発表する機会にむけた活動や、パークゴルフやグラウンド・ゴルフといったスポーツのほか、囲碁、将棋やサロン活動などがそれぞれの地域で活発に行われています。老人クラブへの入会や見学の申込みなどは基本的に各クラブの会長が窓口になっています。引越してきたばかりで連絡先がわからない時などは高齢者福祉課に直接お問い合わせいただければ、こちらから会長に連絡を取って状況を確認することも可能です。

高齢者の居場所づくりや生きがいづくりに取り組む「シニアいきいきサロン」

浦安市協働事業「シニアいきいきサロン」
浦安市協働事業「シニアいきいきサロン」

――浦安市協働事業「シニアいきいきサロン」とは?

担当の方:浦安市にお住いのシニアの方がアクティブだなと感じる活動として、「シニアいきいきサロン」もそのひとつとして挙げられます。

「シニアいきいきサロン」とは、浦安市との協働事業として行われているもので、「うらやす市民大学」の「浦安の高齢社会を考える」、「協働を考える」の講座を修了した方たちが、“自分たちも地域のために何かやりたい”と発足した活動です。 高齢者の居場所づくりとか、生きがいを持てるようなイベントを企画してくださっていて、運営に携わるメンバーは40名ほどです。 具体的な活動内容は、ウォーキングや体操、パークゴルフといった活動から、そば打ちや薬膳料理、ボウリング、はぜ釣りといった特色ある活動もあり、特に引きこもりがちな定年後の男性も参加しやすい企画もやってくださっています。 また月に一回、市内全域を対象とした“全体サロン”と、地域ごとに行われる“地域密着型サロン”というのもあり、2019(令和元)年7月30日(火)に行われた全体サロンの「シニアの身だしなみとおしゃれ」は、新しい観点から企画された大変興味深い活動です。「シニアいきいきサロン」の活動はチラシやブログ(http://siniaikiikisaronn.blog.jp)、また“全体サロン”の活動は「広報うらやす」等でも情報を発信しているのでぜひご覧ください。

65歳以上の方がいる世帯に配布している「シニアガイドブック」

「シニアガイドブック」
「シニアガイドブック」

――65歳以上の方がいる世帯に配布している「シニアガイドブック」があると聞きました。

担当の方:まず行政の福祉サービスという点で見ると、近隣市と比べても手厚いサービスが提供されているのではないかと思います。

たとえば、65歳以上の方がいる世帯に配布しているこの「シニアガイドブック」もそのひとつで、高齢者に特化した情報をまとめた冊子というのは珍しいかも知れません。 先ほどの老人クラブや公民館、図書館、老人福祉センター(Uセンター)についての情報も一冊にまとめられているので、インターネットに不慣れな高齢者の方にとっては特に役立てていただいています。高齢者向けのサービスは他にも、一人暮らしの方や高齢者夫婦の世帯を対象にした緊急通報装置の貸し出しや、迷惑電話防止機器の給付もあります。身体に不安がある方には交通安全つえの給付や白内障用の眼鏡等を購入する際の助成など、詳細は「シニアガイドブック」にまとめられています。

――これから浦安市に住まいを構えるシニアの方におすすめスポットはありますか?

担当の方:これはあくまで個人的な意見ですが、境川から堀江・富士見地区へとつながる約1.8kmの「しおかぜ緑道」は散歩におすすめです。改修工事も終わって綺麗になりましたし、バリアフリーに対応したトイレや階段の手すりなどもあるので、安心して過ごせると思います。

「しおかぜ緑道」
「しおかぜ緑道」

また元町エリアには、元町の歴史や文化に触れられる散策コースもあり、「旧宇田川家住宅」や「豊受神社」などをめぐるお散歩コースもおすすめです。浦安市のコミュニティバス「おさんぽバス」も、市内各所に路線が張り巡らされているので、気軽にいろんな場所へ行けるのもシニア層にとっては生活しやすい環境だと思います。

「豊受神社」
「豊受神社」

浦安市役所 高齢者福祉課

所在地:千葉県浦安市猫実1-1-1
電話番号:047-381-9071
URL:http://www.city.urayasu.lg.jp/index.html
※この情報は2019(令和元)年7月時点のものです。