BundBakery(ブントベーカリー)
裏千葉エリアのかわいいパン屋さんは、シンプルな外観で見過ごしてしまいそうな佇まい。こちらのオーナーは、パン職人歴23年の赤羽根さん。「銀座木村屋」で20年間研鑽を積み、2019(平成31)年にこの店をオープン。赤羽根さんが織りなすパンはどれも美味しく多彩で、毎日食べたくなるパンなのだ。
カウンターの上にはパンがずらりと並び、毎日30種類ほどのパンが並ぶ。材料にもこだわりがあり、小麦粉はライ麦パンのみドイツ産だが、他はすべて国産を使用している。また、自家培養した酵母を使用している。「それぞれのパンに合うように、たくさんの自家製の天然酵母を培養しています」と話す赤羽根さん。
発酵力が強く素材の邪魔をしない「レーズン酵母」、自然な甘みの「酒だね酵母」、爽やかな酸味が味わえる「小麦酵母」など。パンに合うよう、いくつもの酵母を作る。この手間ひまかけた仕事が、美味しいパンを生み出しているのだ。
いちばん人気は「食パン」で、しっとりしたモチモチ感がたまらなく美味しい。このモチモチ感は、「湯種」という製法を用いて作られる。小麦粉に熱湯を加えてこね、一晩寝かせると、お餅のようにもちもちになるのだとか。この食感の良さは、一度食べたら忘れられないと、リピーターが続出しているそうだ。
パンの種類は、バケットやフランスパンなどハード系が約半分、そのほか惣菜系や菓子パンが揃う。菓子パンでの人気は「クリームパン」で、しっかりとした生地に、たっぷりのカスタードクリームが入った満足度の高い一品。職人ならではのこだわりと思いの詰まったパンは、毎日でも食べたいと思わせる。
BundBakery(ブントベーカリー)
所在地:千葉県千葉市中央区新田町7-10
電話番号:043-441-8285
営業時間:10:00~18:00 (売り切れ次第終了)
定休日:火・水・木曜日
https://bundbakery.com/